未来都市ブラジリア
2009年 04月 27日
ブラジルの首都はどこかご存知?Rio de Janeiro?いえいえ、違いますの。
Brasilia(ブラジリア)でございます。
Brasilia今から約60年前に当時の大統領Juscelino Kubitschek(ジュセリーノ・クビチェック)の都市計画のもと、Oscar Niemeyer(オスカー・ニーマイヤ)、Lucio Costa(ルシオ・コスタ)らブラジル建築界のトップが造り上げた人口都市。なんと、世界遺産にも指定されているすばらしい都市。未来都市ブラジリア。未来世紀ブラジル。
このブラジリアこそ、私がながーい間、恋焦がれていた場所。私とブラジリアとの最初の出会いは当時の愛読雑誌「relax」。
それから約10数年もの間、「Niemeyerが生きている間に、絶対に行ってやるわ」と、心に決めていた私。そして今回、その夢がなかったわけで。この夢が叶ったのも、Niemeyer先生が長生きをしていてくれるおかげ。なんとNiemeyer先生、今年100歳をお迎えになりまして。ほんとすごい。
Belo Horizonte(ベロ オリゾンチ)からバスに揺られること約12時間でBrasilia到着。
まずはポサーダ(宿)探し。重い荷物を背負い、地図を頼りにトボトボ歩く。先ほども書いたけど、ブラジリアの街は、上空からみると飛行機みたいな形。上の写真は私が機内でとった写真。大きな鳥のように見える湖(なんと人口湖)の下に、飛行機のような街が広がっているのがなんとなーくわかるかと。ちょっとわかりにくいけど。
ガイドブックにある番地を探しながら歩いていると、女性に声をかけられる。英語がまったくしゃれべれないため、私が知りうるありったけのポルトガル語を駆使し、宿の場所を聞く。すると彼女、「ここもポサーダよ」みたいなことを言い出す。筆談で値段等を聞くと少々高い。私が行こうとしている宿の値段を伝えると、「じゃその値段でいいわ」とのこと。朝食付き?と聞くと「ノー」とのこと。私が行こうとしている宿は朝食付きであることを伝えると「じゃ、OK」って(笑)
部屋を見せてもらうと、悪くない。
暑いし、荷物重いし、ということで、本日はその宿に宿泊することで決定。しかしその宿、看板もなければ、名前もない....大丈夫か私。
1泊35Real(約1750円)朝食付き。レシートに書いてあった宿の名前は「FITCHA DE REGISTRO DE HOSPEDE」。看板もないので宿の目印は、この黄色い壁と番地のみ(笑)
この宿、部屋は狭いけど朝食が旨い。
場所はドン・ボスコ聖堂のすぐ近く。バス降りるポイントもわかりやすいし、荷物預かってもらえたり、かなり融通も利くので、なんだかんだでかなり良い宿だと思う。難点は、英語が通じないってことだけ。そこが大事なんだけど。
ブラジルの宿の朝食はだいたい同じメニュー。パンにチーズとハム、そしてコーヒーとフレッシュフルーツジュース。デザートは、スイカまたはメロン。
他、あまーいケーキやゼリーがおいてあるとこもあり。
モザンビークに行ったときにも思ったんだけど、ポルトガル語圏のパンはとにかく旨い。旨すぎ。