マラウイの自転車タクシー
2007年 10月 31日
マラウイの庶民の足として、ミニバスやマトーラ(ピックアップトラックの荷台)のほかに自転車タクシーがある。
行き先を告げ、値段を交渉し、成立したら自転車の荷台に乗り込む。というシステム。
マラウイに住むニホンジンは「チャリンコのマトーラ」を略して「チャリマト」と呼ぶ。地元の人は「ンジンガ」(ンジンガは自転車の意)
ひとくちにチャリマトといっても、平坦で舗装されている距離を数十MKで走るチャリマトもあれば、超ダートのデコボコ道や坂道を数百MKで走るチャリマトもあり。
地方によって、自転車の装備が違いのも面白い。後ろ座席に分厚いクッションが装備されている乗り心地が最高な自転車もあれば、薄っぺらいクッションがおいてあるだけの自転車もある。たまに超デコレートされている自転車もアリ。
自転車1台と、己の体力のみでお金をかせぐチャリマトの運転手。究極の肉体労働。
写真はチャリマトからの風景。