あきゑから電話
2005年 10月 06日
「あゆちゃん、げんきぃ~」
あいもかわらず、電話の出だしは決まってこれ。
「この前電話するっていってたのに、ぜんぜんしてこないじゃ~ん」
って、まるで恋人同士の会話。
先日、朝霧高原から東京駅へ向かうシャトルバスで出発待ちしていたときには父から電話。
内容はというと、所ジョージがでているリフォーム番組に近所の人がでてるから見なさいと。
確かに、青森の、それも県庁所在地でもない弘前市の、しかも板柳町と隣り合わせた位置にある辺鄙な地区が全国ネットに出るなんてなかなかあることじゃないんだけれど、タイミングが悪かった。バスという公共の密室で津軽弁を披露しなければならない結果に。
まぁ、心配されているのはウレシイのであるが、タイミング悪すぎ。
便りのないのはゲンキな証拠というけれど、我が両親の場合は逆に心配。
「今度はあなたが電話してきなさいね」
そういって、母は電話をカチャリと切った。