物欲番長
2015年 03月 06日
セクシーすぎる。
そしてやっぱり有名どころは使いやすかったり見た目もよかったしちゃうんだろうね。だよね。
地方でもネットでも、ってのもそうだけど、東京でもちょっと気の利いた雑貨屋さんとかって、同じものばかり置いてるのよ。実際ステキなのは確かなのだけど。
そんなわけで、わざわざ三重から東京に出してる焼物屋さんで茶碗を買ってみたり。
どちらかというと、実は地方のこじんまりな店の方が、どこででも手に入らないステキな物を売ってるんじゃないか、と思っていたりする。長野の知り合いの陶芸家さんの工房とかはほんとにそうだったし。
最近、仙台ですこし良い器を見たんだけど、やっぱりああいうものって地方には”行くとこ行かないと見れない”わけで。そういう意味でも、近くに良いものがある環境は憧れちゃうなー。
良い意味でも、東京には、世界中のものが集まるわけでしょ。いいなーと思う。素敵なものを見ると、買う、買わない抜きにしても、心が満たされる。
東京の雑貨屋の件は私も同じこと思ってて、東京に行っていればわかるけど、地方では”どこも同じものおいてる”って事実に気がつけない。ま、いいなと思えるなら買えばいいんだけど、世の中にそれと同じものが溢れてると知るとどんどん愛が薄れていく(←あまのじゃく)
全部が全部じゃないんだけど、最近気に入って買ったスニーカや服が(結構定番な形のもの)、仙台いったらいろんなとこで似たようなのおいてあって、それっていますごく流行ってるんだって気がついて、そしたら身に付けるのはずかしくなってきていて、そういうこともあってね(笑)
地方の気の利いたお店行くとね、どこの地方も同じ品揃えなのよね。トーキョーと同じ。野田ナンチャラとな、柳なんちゃらとか、中川なんちゃらとか。
好きなんやけど、なんか勿体無いと思う。
けどそこに住んでたら、そこ行ってホーロー買うんだろうなぁとか思うんだよね。
地元の素晴らしい人たちを洒落た感じで取り上げるフリーペーパーとかの取り組みは最近流行ってるし、中央集権はそろそろやめにしようぜ、と思っています。
無印良品を卒業しようとトライしてるのもそういう意味だったりする。ま、使ってて良いと思うものはまだ買い足ししてるけど。
なんか、facebook的なものも飽きてきた。みーんな同じもの褒めて、真似して、飽きてて。私もヒトのこと言えないとこあるけど、ちょっとなーって思う。
地方で頑張ってるヒトとかも、よく見ると、なんだかなーって思うことあるし、とはいえ私はそれほど頑張ってないから、そういうこと言っちゃいけないんだろうし。
私は年をとったんだろうね(笑)
もう、楽しみが仕事しかない。ビールも老人の晩酌レベルでいい。こうやって、人間は年をとって、死んでいくんだな。
今の部屋にはよくハマる。
年かぁ。
色々、突っ込まなくていいことにつっこむようになったなぁとは自覚するかも。いや、昔からかも。
けどまあ、自分のほんとに好きなのがなんなのかは、よく見えてきた、ここ数年。欠かせないものと、どうでもいいもの。
こういう話ってさ、ちょっとセンシティブな内容だから、話相手を選ばないと恨まれそうだけど、こうやって公の場だけど話せてよかった。
本当は、こういう面倒くさい、理屈っぽい話は、ビールをすすりながらしたいとこなんだけどね(笑)