GWぶらりひとりたび 8日目
2005年 05月 17日
彼に問う「あなたは私の手が気に入ったの?」
苦笑いしながらも彼は私の手を離そうとしない。ヤバイ。気に入られてしまった様子。ネホリ、ハホリ、質問をされる。彼は27歳で独身。お土産屋経営。今日はルクソールからシャルム・イッツシェーッフのお店への移動日らしい。行き先が違うことにホット一息。
そんな中でも私の手は彼の手の中。どうやって脱出すべきか。
ポリスによるパスポートチェックの度、手を離してもらえるのであるが気がつくとなぜか彼のモノになってしまう我がハンド。彼は私のことをひどく気に入ってしまった様子。
日本人女性はモテルというが、かくいう私も例外ではなかったらしい。
シャルムで降りないかと言い寄られ、うちに遊びにおいでよと誘われ、砂漠キャンプにボクもついて行っていいか等、猛烈なアプローチ。そのストレートさには感服。
あたりが明るくなり外は絶景。
バスが止まり、Sharm El Sheikhに到着したことを告げられる。彼ともサヨナラ。なんだかんだ言って飽きなかったのでよしとしよう。ドウモアリガトウ。でも嫁にはならん。
シャルムイッシェーッフから数時間、やっとのことでダハブ到着。バスを乗り換えダハブの街へ。
「地球の歩き方」に載っている「モハメドアリ」というホテルへチェックイン。バストイレ付シングルルーム30ポンド。2階角部屋。海側の部屋はないかと尋ねるとフルだけど空いたら部屋を移ってもよいとのこと。
レセプションにて日本人のダイブマスターがいるショップを訪ねると宿併設のダイビングショップに連れて行かれる。
ダイビングショップにて日本人ダイブマスターがいるショップをたずねる。ウチのショップでダイビングしなさいよと誘われるも英語が上手でないからコミュニケーションが上手くとれないのよと伝える。その位話せれば問題ないよとは言われたものの、閑古鳥が鳴いているショップでダイビングするほどの度胸はない。丁寧にお断り。
やっとのことで見つけたショップには日本人がヒトリ。まずはブルーホールについてを問う。言葉では言えない程青くて美しいとのこと。
ダイビング可能かを問うと日本人ガイドはスケジュールがタイト。ダイビングスキルさえ伝えてもらえれば日本人でなくても大丈夫とつたえ今日と明日のダイビングスケジュールを立ててもらう。結局ダイビング。
アドバンスをもっていない私、ブルーホールもキャニオンも深度16m以下にはいけないとのこと。DeepDiveの講習も受けてるし31mまで潜った経験があると伝えるもアドバンスを持っていないとダメの一点張り。
DeepDiveの講習は受けてから1年と1日経過。有効期限は1年らしく1日の違いでタダの紙切れ。残念。アドバンスもとるべきか。悩む。
本日午後チェックダイブ1本、翌日キャニオンとブルーホールというスケジュールで調整。
チェックダイブは13:00集合。準備のためホテルへ。水着のパンツがみあたらない。焦る。私の水着はワンピースだがトップとボトムが離れているタイプ。そのパンツがない。パンツだけない。どこかに忘れてきたのか?それとも物取りにやられたか?
悩んだ挙句、普通のパンツで代用することに。カッコワルスギ。
ダイビングショップへ戻り機材準備。なんとウエイトは10Kg。通常の2倍。重すぎ。
準備後はランチ。食事中、空からランプが降ってくる。あと10cmずれてたら頭直撃。命拾い。
食事中、猫がやって来た。猫離れした表情。今にも「くれ」と言いだしそうな表情。
お魚を分けてあげると、隣に座り込んできた。ヤバイ。カワイイ。 ダハブの猫は人間が大好き。というか人間の扱いが上手。
ニャンコとシェアメシ。ダハブのシーフードは普通。
ショップにてガイドを紹介される。マンツーマンでのダイビング。機材をカートにのせてポイントまで移動。人力カートのため皆で押す。押しては飛び乗り、押しては飛び乗り。楽しい。ダイビング前にヘトヘトになる。
久々のビーチエントリ。ガイドの指導がよいせいか、ものすごく気持ちのよいダイビング。ハルガダ以上にゆっくり、ゆっくり。「海の中を舞う」という言葉がピッタリ。ガイド次第でこーんなに気持ちいいダイビングができるんだということを知る。スバラシイ。
ダイビング後、機材をしまうロッカーをあてがわれる。一番上の段。届かないよ。食堂のイスを借り、イスにのって機材をしまう。周りのみんなが笑ってる。それでなくても小さい日本人。嫌がらせとしか思えない。
後片付けを終えレセプション前でマンゴージュース。グビグビ飲んでいるとハルガダであったクルツさんに遭遇。再会。クルツさんもダイビングをしようと目論んでる様子。
ダイビング後、散策。奥にいけばいくほど静かでノンビリとした空気。去年行ったタイのタオ島みたいな雰囲気。ダハブはタイのビーチのよう。居心地良すぎ。
聞くとダハブはタイのサムイ島の雰囲気に似ているらしい。
フラリとはいったお店で水着を物色。パンツ卒業を目指して。袋に入った水着のなかからよさそうなものをチョイス。20ポンドで交渉成立。生涯初ビキニ。ダイビング水着はビキニが一番。
宿に戻って試着。サイズが大きすぎて使い物にならないことが発覚。ガッカリ。
生涯初ビキニならず。
気を取り直してディナーへ。土産屋でかったポストカードを書いているとダイビングショップのサミュエル.L.ジャクソン似(スターウオーズの時のサミュエル.L.ジャクソン)の大男が向こうから手を振っている。
部屋代より高いディナーだがショボイ。
「ディスカウントしてあげてって伝えてあるから」彼はそういいながら目を細める。
サミュエル.L.ジャクソンは謎の男。このあともあらゆる場所で遭遇。何者なのかよくわからない。唇が厚い。顔が濃い。
値段の割にショボイディナーではあったがビールを飲んで気分良し。食事後、付近のスーパーへ。得意のスーパー撮影大会。
スーパーにて日本人ダイブマスターに遭遇。今後のスケジュールを相談した結果、ダイビングをしたあとに山に登るのは無謀と言われる。体力的にも。減圧症も。
結局、シナイ山には登らないことを決意。旅ままだまだ。
夜行のバスも標高が高いとこを通るので減圧症が心配とのこと。結局明後日のバスでカイロへ戻ることに。
ホテルへもどって即爆睡。
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いい旅してますね
今回のラオス詣ででタイ航空のマイレージが貯まり
年末年始はプエルトガレラになりそーかな?
鬼でも獅子でも笑ってくれー(爆
かったです。
今年の年末年始は南米(というか中米?)を目指します。微妙にアメリカ
まいくマイルがたまりそうなのです。ポイント移行ってデカイです。
日程調整がむずかしかったらインドネシアに行くかもしれません。まだ
まだ悩みます。
プエルトガレラは結局いかなかったんですよねー。プエルトプリンセサ
はイマイチでした。私的には。シーズンがよくなかったのかも。
正月は暑くてたまんないよーって国にいきたい。最近のダイビングは寒い
パターンが多いので。エジプトもダイビングでは微妙に寒かったです。
獅子だけにウシシ。