Crazy Horse
2012年 10月 28日
フレデリック・ワイズマンの『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』を見る。
http://crazyhorse-movie.jp/
最高。最高すぎる。そして、美しすぎる。「The nude of the Art」。ダンサーたちの体が美しすぎる。いや、美しいなんてレベルを超えた美しさ。どう表現すれば伝わるのだろうか....。
皆が美しい体をもっているし、アジア人の私からみたら彼女たちの体はアジア人のそれとは比べものにならないぐらい美しい。そのため、彼女たちの美しさを特別のものと感じていなかったんだけど、後半、新人オーディションシーンをみて、その美しさが世の中の美しいというレベルを優に超えているということを知る。プロとアマチュアの違いは歴然。
やりすぎない筋肉のつけ方、女性らしい脂肪のつき方。ただ鍛えられているだけではなく、ただ痩せているわけでもない。すばらしいバランス。劇中の芸術監督アリ氏の言葉をかりるらな「地球上に存在する言葉では誉めきれないほどに美しい」
美しいだけではなく、その表現力。指先から、足先にいたるまでの、その振る舞い。プロフェッショナル。
そして、前出の芸術監督アリ氏の言葉には力がある。そのひとことひとことに感動。イスラエル出身のスキンヘッド。最高。クレイジーホースを愛して愛してやまないヒト。
クレイジーホースはただのキャバレーではない。裸の女性がダンスするだけではない。完全プロフェッショナルの集団。
ワイズマン、また、すばらしい作品をありがとう。このヒトは期待を100%裏らない。300%で答えてくださる。
とにかく、地球上に存在するすべての女性にみてほしい作品。
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ヒトツだけケチをつけるなら、ダンサーたちの歌。あれはちょっと.....(笑)