マラウイでトロッコ旅行

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トロッコをハイヤーしZoa Fallsをたずねる旅へ。マラウイ南部Thyolo県Zoaに位置するZoa Fallsはアクセスが大変に難しい滝。車が通れる道もなく、そこにあるのは鉄道用レールのみ。最寄の駅はなく、鉄道を使うとしても最寄の駅からかなりの距離を歩かなければならい場所に位置している。

そんな不便な場所にあるZoa Fallsを見に行こうという企画が立てられたのは実はすこし前のこと。マラウイ在住歴数十年のマラウイプロから情報やアドバイスをいただき、その情報を元に鉄道会社の知り合いにコンタクトをとりつづけてた。

紆余曲折あったものの我々がチャータしたのは20名ほど乗れるタイプのトロッコ。鉄道スタッフが点検なんかに使うようなタイプのもの。

出発直前、進行方向から列車が走ってくるハプニング(!)がありつつも予定を10分ほどオーバした9:10リンベ駅出発。聞くとトロッコのスピードメータは25mile/hを指しているとのこと。約40km/hほどのスピード。予想よりもかなり早い。

窓もドアもないトロッコは風が気持ちよくて最高。道行く人々に手を振りまくりでZoa Fallsを目指す。

線路は住民にとっての道となっており、たくさんの人が線路上を歩いたり、自転車はしらせたり。トロッコは終始汽笛を鳴らしながら走る。途中、ヤギがいたり牛がいたり。

当日は列車が運行しない日だと聞いていたものの、各駅には大きな荷物持参で列車を待つ客がわんさか。運転手さんが胸の前で手拍子したあとデニーロ風ジェスチャーをすることで(この表現、わかるかなぁ)客に今日は列車がこないことをお知らせ。

予想してた以上にマラウイでは列車需要が高いことがうかがえる。

しばらく走るとそこには川が流れている。地図で確認してみたものの川の名前がわからない。川沿いには畑があり、子ども達が泳ぎまくり、大人たちが網で魚をとり、お母さん達が洗濯をする。なんともいえない良い風景。

いくつかの駅を経て、Sandama駅とtekerani駅の間あたりでトロッコが停車。ここから歩いてzoa fallsに向かうとのこと。到着は予定の30分遅れ。上出来。

トロッコを降りて約200mほどの道のりをお弁当と飲み物を担いで歩く。しばらく歩くと目の前には大きな滝。すげーーーーーーー、予想以上に素晴らしい滝。その滝を見ながら持参したオニギリと玉子焼き(ハート型)を食らふ。うまーーーーいよ。自然が、空気が、滝が発するマイナスイオンが、お弁当を10倍美味しくしてくれる。

10年ほど前、ここは政府管轄の観光スポットにするべく工事が進められていた場所。なぜか知らんが計画が途中で頓挫してしまったらしくマラウイ国内でもダイブマイナーな場所になりさがってしまっているZoa Falls。

乾季だってのに、水量はかなりのもの。「ビクトリアホールズ」ならぬ「マクトリアホールズ」。これ、雨季にきたらもっとすごいんだろうな。

過去に行われた観光地化工事もダイブ形になっており滝を見れる絶景スポットまではコンクリートで足場が作ってある。ちょっと階段が急だが問題なし。こんないいとこ、ほんとにもったいない。

小一時間、滝を見て過ごし岐路につく。帰りのトロッコはみんな疲れたのか、気持ちよすぎてしまったのか眠くなってる様子。20人ほど乗れるトロッコに7名しか乗っていないので横になり放題。(本来7名用トロッコで行く予定だった)

あまりになんのトラブルもないため、なんだか気持ちわるいなぁなんて話していた矢先、やっぱりハプニングは起きた。これでこそマラウイというか、なんというか。

ありえないことに、鉄橋の枕木が燃えてる。どう考えても人為的に燃やされたもの。なんでそういうことすんのよ。ほんとにありえない。川から水を汲んで消してもらうも火の勢いが強く完全消火ならず。

鉄道会社スタッフの判断で、燃えた枕木の線路上を列車を走らせることに。もう、乗客たちはドキドキ。

「パゴーノ パゴーノ パゴーノ」(ちょっとずつ ちょっとずつ)

なんていいながらトロッコが燃えた線路の上を移動する。怖いとかそういうレベルを超える。落ちたら確実に死ぬ。こんなときだけ神頼み。

なんとか無事橋を渡りきる。今回は小型トロッコだからいいものの、これ、旅客列車が走るのにたえうるのか?マラウイの鉄道会社がこれを修理する技術とお金をもっていることを切に願う。

そうこうしているうちに日が暮れる。とても美しい風景。トロッコにはライトが装備されていないため暗い中を走り続ける。途中、一般道を通過しなければならないポイント有り。マラウイのドライバは「列車の信号」なんてまるで無視。これ、いつ事故が起こってもおかしくない。ちなみに踏み切りもなし。

予定1時間オーバの18:00、無事リンベ駅到着。

とにもかくにも良い旅。関係者のみなさん、とにもかくにもお世話になりました。ぜひ、ぜひ、雨季にもいってみたい。

#ずっとビデオとってたので写真いまいちいいのがないのが残念。
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by ayumifukita | 2008-09-02 02:27 | 旅欲 | Trackback | Comments(0)