マラウイで登山
2008年 08月 25日
我が街リンベにそびえるソチェ山(Mt.Soche:標高不明)、そのMt.Soche登山にチャレンジすることに。政府のリザーブフォレストリであるMt.Socheに登るためには、マラウイ森林局スタッフの同行が必要であるとのことで、森林局に勤務する我がマラウイの父ムクヮパティーラ氏にお願いし、彼と森林局スタッフ計2名に同行していただく形で登山をすることに。
土曜朝8:30、我が家のお向かいにある森林局事務所前に集合。いざMt.Soche頂上を目指し出発。
メイズ畑を抜け、麓の村を抜け、山を登り始める。登り始めて20分.......自分がいかにこの山を舐めていたかを痛感する。辛い、辛すぎる。勾配が思ったよりもキツイ。
リコマ島旅行の疲れをひきずっていたせいなのか、はたまた年齢的な体力の衰えなのか、とにかく足があがらない。休憩しながら、すこしづつ、すこしづく登っていく。
登り続けること約1時間、やっとのことで頂上登頂。
メンバーのヒトリが持参した豆ごはんおにぎりをほおばり元気をとりもどす。気持ちよすぎ。苦労して登った甲斐があるってもんだ。本当に価値ある登山。
くだりルートはのぼりルートとは風景がガラリと変わりちょっとかわってジャングルみたいな感じ。途中には湧き水もあったり。葉っぱがいい味だしてる。
同行したスタッフにお礼を言うと「いやいや、こちらこそこんなチャンスを作ってくれたあなたたちに感謝したいよ」とのことで。実際、リザーブフォレストリなのにもかわらず、無断で木を切っているヒトに遭遇したり、スタッフを見て逃げ出すヒトがいたり.....毎日、森林局のスタッフがパトロールをしているにもかかわらず、違法に木を切り出している人間が後をたたないんだとか。
この登山によって「急勾配を登るための筋肉が弱い」という自分の弱点を知った私、マラウイ最高峰「ムランジェ山」登頂に向け、すこしずつすこしずつ体を鍛えていく決意。
つうか、ポッコリでたお腹をひっこめるためにも、醜い二重アゴをなくすためにも、ちょっと運動しないと(笑)