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選ばれしもののみが行くことを許される島

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ホリデイを利用してリコマ島にいってきた。

リコマ島はマラウイ領なんだけど地図でみるとモザンビーク領内にある島。リコマ島までの交通手段は船かセスナ機。他、漁船チャーターなんて方法もあるらしい。

一番安く手軽なのがILALA号という船。マラウイ南部MonkeyBay(モンキーベイ)から北上、Chipoka(チポカ)、モザンビーク領、リコマ島、マラウイ北部nkahtabay(ンカタベイ)を経由しKaronga(カロンガ)へ。それを、丸一週間かけて往復する船。今回の旅はこのILALA号を利用。

首都Lilongweから最も近く船の出発時間が夜間ではないSalima(サリマ)のchipoka港より出発。我々が利用したのは一等クラス。一等クラスとはいえただのデッキ。食事は船内のレストラン(結構旨い)、夜はデッキにて持参した寝袋に巻かれて寝る。マットレスの貸し出しもあるけど(200MK)汚れているのであまり使いたくない感じ。

ほぼ丸一日という長い船旅ではあるが、移動好きな私的にはこれが全く飽きない。ぼけーっと湖を眺めたり、バーで冷えたビールをグビリとやったり、持参した本を読んだり、おしゃべりしたり。

選ばれしもののみが行くことを許される島_a0003089_510313.jpg木曜16:00chipoka港発、翌日早朝4:00に到着予定が、結局リコマ島のお隣Chizumulu島(チズムル島)に到着したのが28:00。小さなボートのゆられて子一時間、やっとのことでリコマ島に到着。実に12時間遅れ。

直線距離だと300Kmあるかないかの距離。タイムテーブル上では21時間あれば到着できる予定が、結局34時間ほどかかった計算に(笑)

そもそも、その距離で21時間かかるって計算からしておかしい。たった300km弱の距離なのに(笑)

その日は島にあるバックパッカーズロッジ「mango drift」(マンゴードリフト)に宿泊。ドミトリは1泊5USDと破格。翌日も同じくマンゴードリフトに宿泊し、最終日に高級リゾート「Kaya Mawa」(カヤマワ)に宿泊。ここは1泊150USD。とはいえアクティビティ、トランスポートや食事すべて込みの価格。なにより、お部屋がすばらしい。

リコマ島では、泳いだり、シュノーケルしたり、自転車かりて島をめぐったり、カテドラル見学したり、アフリカンドクターに会いに行ったり、のんびりする暇は全くなく(笑)

Likoma島に3泊し、水曜早朝、再度ILALA号にて岐路に着く。ちなみにILALAはチェワ語で「大きい」の意。

Chipoka港に到着したのが、予定の早朝4:00を大幅にオーバした14:00。自転車タクシーとマトーラ、ミニバスを乗り継いで首都Lilongweへ。ILALA号往復で料金17,400MK也。

ILALA号を利用して、Chipoka港からLikoma島に行くには、Chipokaを木曜出発し翌週水曜に帰ってくることになるため最低でも一週間ほどの日程が必要になる。それ以外となると、値段は高いけど時間の節約にはなるセスナ機を利用。しかし、このセスナ、乗るのを躊躇するほどボロ.....。

この島、よっぽど時間に余裕がある旅行者か、マラウイに住んでいてまとまった休みを取れるヒト、またはよっぽどお金があるヒトしか行けない島なんだと思う。

そう、選ばれしもののみが行くことを許される島 Likoma Island。
Commented by nalika at 2008-08-24 16:07 x
ああああああリコマ!超うらやましいですううう!
任期終了後行きたかったんですが、時間的に結局無理で行けなかったんです。Ilala号の時間表見ながらうんうんうなってました。はあ、いいですねえ。
Commented by ayumifukita at 2008-08-24 23:49
そうなんですよ、マラウイに住んでいながらとにかく敷居の高い「リコマ島」。最高でした。もう一回行きたいとさえ思います。というか、帰国前に行くかも。

学校勤務なので、まとまった休みが結構あるんですよね。今回一緒に行ったメンバもテクニカルカレッジ勤務のヒト。

今日でホリデイもおしまい。明日からまた授業。みんなすっかりわすれてるんだろうなー。長い休みうれしい反面、骨が折れます。つうか、私的には「ターム休みは必要ない派」(笑)
by ayumifukita | 2008-08-22 05:20 | 旅欲 | Trackback | Comments(2)