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マラウイでエレファントミート

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我が家の向かいには、政府管轄のForestry Officeと、National Parks & WildLife Officeがある。いずれもマラウイ南部全体のとりまとめオフィス。

早朝、毎朝の日課であるタロウとのスキンシップをはかっていると、敏腕ウオッチマン"ローレンス"に「マダム、象の肉みたことある?今、お向かいで象肉売ってるよ!!」と声をかけられる。

象肉?どういうこと?

カメラ片手に早速National Parks & WildLife Officeに行ってみと、オフィス前に大きな肉塊がところ狭しと並べられている。その肉塊の中には、象特有のながーい鼻やら、例の太めの足、大きな耳、牙......間違いない、これ象の肉。象1頭分のお肉。

マラウイで初めて見る象........できれば生きた象が見たかった。

聞くとこの象肉はマラウイ南部ムランジェにあるAfrican Park(旧Majete Park)からやってきたもの。この象、昨日、地域に住む女性を殺してしまったらしくスタッフの手により射殺された象なんだそう。今日の新聞にはのってなかったんだけど明日の新聞に載るのかな。

この象を含む17頭の象がLiwonde National ParkからこのAfrican Parkに移されたのがつい2週間前。急激な環境の変化で象がかなりのストレスを感じて暴れてしまい結果的にヒトを殺してしまったのではないかとのこと。

African Parkは元々政府がMajete Parkという名で管理していたらしいんだけど現在はオーストラリア人が経営しているとのこと。射殺した後の処理はNational Parks & WildLife Officeに一任されたとのことで、こうやって象肉を売っているって訳。

マラウイアンにとっても象肉はめずらしいらしく、早朝だってのに野次馬がたくさん。聞くとお値段200MK/kg(1MKは約1円)。山羊肉マーケット価格が300MK/kgであることを考えればかなりリーズナブル。

象牙の値段を聞いたところ「象牙は売らない」とのこと。なんで?の問いに「すげー高く売れるから」ってことで。なるほど。

この日、このオフィスには朝から夕方までとにかくヒトであふれてた(含む野次馬)。そして、道ゆくヒトとの挨拶時は決まって「象肉買った?」って質問。

夕方、カレッジのバーで象肉カニャニャ(BBQ)が行われてたので1ピースいただいて食べてみる。んー、ポークに似てるかな。

今まで、鳥肉をはじめ豚・牛・羊・鯨・山羊・兎・熊・猪・雀・蛙・カンガルー・犬等、いろんなお肉をたべてきたけど、今回ほど罪悪感を感じる肉はなかった。まぁ、そんだけいろんな肉たべてきたのになにをいまさらって感じではあるけど。

小学1年生国語の教科書にあった「かわいそうなぞう」のお話とか思い出すとね......最後の力を振り絞って芸をするシーンとかを思い出しただけでもう.....

一応、象肉の写真も取ってきたんだけどあまりにリアル。結構切ない写真なので、動物愛するヒトとか見ないほうがいいかも。(moreをクリックすると見れる)



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ちなみにチェワ語で象は「njovu」で、象肉は「nyama ya njovu」かな。
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Commented by ララ at 2008-06-16 16:55 x
ショックを隠し切れず…リバースしそう…
アユさんが“見ないほうがいいかも”と書いてたにもかかわらず、、、
クリックしてしまった(:д;)
きれいごとは言ってられないかもしれないけど、キビシイね;

あっ、アユさん、久しぶり★
そうそう、らぃら、二十代最後の年。
RSR2008行ってくるゼェ~!!!

あっ、アユさん、後、一週間だねぇ。
Commented by ayumifukita at 2008-06-26 02:58
ライラちゃん、ごめんね。

RSRいくんだねー。たのしんできてー。野外フェスが少々恋しいな。

私はまたひとつ歳をとりました。この歳になっても、誕生日はうれしい。今年もいろんな人からお祝いしてもらえたよ。うれしくてまいっちゃう。
by ayumifukita | 2008-06-06 03:16 | 言欲 | Trackback | Comments(2)