モザンビークぶらり旅 12日目

5:00。目覚める。辺りをみると鬱蒼と草が生い茂っている。獣道さえも見当たらず、まさに鉄道が走るための線路を這わせるためだけにニンゲンが入り込んだような場所。

a0003089_2348773.jpgナショナルジオグラフィックの世界。

暫くすると、ところどころに家。そこに住んでいると思われる家族が、大きな音をたてながら通過する鉄の塊を目で追う。

5:30。おじさまたちも起床。ドアを開けて線路の状況を見たり等。

暫く走ると街のような風景。7:00。モザンビークボーダーの町Enter Lagos(エンターラゴス)。「パスポート用意してね」と言われ、カバンを探る。それまでもゆっくり走っていた列車が、もっとゆっくりになり、列車が止まる。

ドアを開けてももちろんプラットホームはない。はしごを伝って列車をおり、出国手続き。難なくクリア。ここでもう何台かの貨物を連結するとのこと。ドアに張ってあった距離表によると、Cuamba-Enter Lagos間は70km。昨夜22:50に出発し7:00にEnter Lagosに到着したということは70Kmの距離を8時間かけてきたということ。

時速10km/h以下(笑)

急ぐ必要もないので特に問題はなし。

Enter Lagosは国境の街だけあり、ここに住むモザンビーカンもマラウイのローカル言語であるチェワ語を話す。その言葉を聞き、なぜかほっとする。日本に住んでいて、久々に里帰りして津軽弁を聞いたときみたいな、そんな感じ。

Enter Lagosを出発。暫く走ったところで今度はマラウイ側ボーダー到着。Nyuchi(ナイウチ)という街。Enter Lagosが適度に栄えてたせいか超ショボイ感じが否めない。Nyuchiで「Welcome to Malawi」という看板を見て「帰ってきた感」がどっと押し寄せる。

a0003089_23511146.jpgあーぁ、マラウイにかえってきっちゃった。

入国処理をすませ、Nyuchi出発。終点Liwonde(リウォンデ)を目指す。車窓からの眺めは、モザンビークのそれとは全く変わらないのであるが、ついつい見てしまう。手を振られれば手を振り、笑顔を見せられれば笑顔で答え。

Liwondeといえばマラウイで有名なLiwonde National Park(リウォンデ国立公園)がある土地。鉄道はそのナショナルパークを囲む格子スレスレを走っていく。

12:00。列車の最終目的地Liwonde到着。しめて13時間の列車の旅。大満喫。

おじさまたちがタクシーでLimbe(リンベ)に帰られるとのことで、私もそのタクシーに便乗させてもらえるとのこと。LiwondeからLimbeまでタクシーってありえない。我々、外国人ですらありえない距離。

途中、道端のマンゴー屋からマンゴーを買ったり、お米やからお米を買ったりしながら、我々の目的地であるLimbeへタクシーにて向かう。

いつもならミニバスで4時間はかかる距離を2時間ほど。すごい。

聞くとタクシー代はガソリン代込みで6000MK。安い。マラウイアン価格なのかもしれないけど安い。

おじさまたちの計らいで、なんとお家の前までタクシーで送っていただく。すげーVIP待遇。こんなこと、もう一生ないと思う。アリガトウ。おじさまたち。

15:30。自宅到着。私のモザンビーク旅行はこれでおしまい。

1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目 11日目 12日目
[PR]
トラックバックURL : http://fukita.exblog.jp/tb/6640334
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by ayumifukita | 2008-01-04 23:52 | 旅欲 | Trackback | Comments(0)