ボリビア・ペルーぶらりひとり旅 9日目


暗いうちに起床。

サン・ペドロ駅へ。途中、各ホテルで他のツアー客をピックアップ。駅にてマチュピチュ遺跡へ行くための往復列車チケットを渡される。あとで座席に説明にいくのでとりあえず列車に乗るようにとのこと。ツアーとは名ばかりで、あとは各自うまいことにやってください方式の様子。

売店で水と雨用ポンチョを購入。ポンチョのカラーチョイスに悩む。悩んだ挙句イエロウチョイス。s./2。

a0003089_19325792.jpg手続きをすませ列車に乗り込む。


列車は、一番ロウランクのバックパッカー。ロウランクといえども立派な列車。

a0003089_19322529.jpgチケットの値段をみると片道33USD。


ボックス席タイプの列車。東海道線風。向かいの席には鉄道会社のスタッフ。普段は客が乗らない席なのか何度もチケットをチェックされる。列車の設備は上場。特にトイレは広くてきれい。大感激。お水飲み放題だ。

こうみえて意外とデリケートである私。実は、乗り物のトイレや公共のトイレで用を足すのが大の苦手。トイレに行きたくないのでお水を飲まない。お水を飲まないと頭痛になる。この悪循環が高山病を招く。

指差し本を利用し、鉄道会社スタッフにマチュピチュの天気を聞いてみる。曇りと雨のマークを指差すスタッフ。ガッカリ。スタッフが指差し本に興味を示す。早速貸してあげると興味津々。ペルー人は見れば見るほど日本人に見える。

a0003089_1933405.jpgスタッフのコートの品質がすごくよさそうだった。せっかくなので触わらさせていただく。


買ってきた水に日本からかってきたアミノ酸粉末を入れてみる。これを飲めば強くなれる。ワイナピチュ登頂に向けてフィジカル面を強化。

しばらくすると旅行会社のスタッフがやってくる。日本語ペラペラスタッフ。ワイナピチュに登りたいのと相談をしてみると大丈夫ですよとのこと。ワイナピチュは1日400人までの人数制限があるため急ぐ必要あり。スタッフに、先にワイナピチュへ行くのでガイドは必要ない旨伝える。

駅に時間どうり戻るよう何度も念を押される。

アグアス・カリエンテス駅到着。列車を降りチケットの配布を待つ。ツアーの人数は30人ほど。待っている間に露店でとうもろこしを購入。s./1。日本の品とは違い一粒ひとつぶが大きく色が薄い。食べてみると甘みが全くないけどわるくない。

とうもろこしにチーズのような品がついている。早速食べるも、私の口には合わず。リタイア。

a0003089_1935554.jpgとうもろこしはmade in 嶽のキミ(とうもろこし)がいちばん旨い。


列車スタッフの予報とは裏腹に、本日のマチュピチュ遺跡は晴天。日焼け止め塗りまくり。目の前のいけてないイチャイチャカップルの日焼け止め塗り合いがほほえましい。ほほえましいと同時に羨ましい。

遺跡に向かうバスに乗り込む。いよいよマチュピチュ遺跡。隣席の41歳アメリカンと少々トーク。そして、「アメージング」を連発しながら共に大感動。仙人でも降りてきそうな谷。

a0003089_19354528.jpgクネクネ道を猛スピードで登るバス。ワクワク。


マチュピチュ遺跡到着。バスを降り即入場。入り口でワイナピチュへの道のりを伺う。トンネルを抜けると目の前に広がるマチュピチュ遺跡。全身鳥肌。スゲェ。

a0003089_19362416.jpgまさか生で見れるとは思ってなかった風景。


マチュピチュ遺跡を抜けワイナピチュへ向かう。マチュピチュ遺跡は遺跡自体が迷路。それでなくても方向音痴である私、迷わない訳がない。散々迷い、やっとのことでワイナピチュ登山口へ。

現在の時間12;30。ラッキーなことにまだ100番台。流石シーズンオフ。入り口で、名前・パスポート番号・入山時間を記入。荷物をあずかり登山開始。荷物はデジカメと2リットルの水のみ。水が重い。

すれ違う人との挨拶が楽しくてしょうがない。ヘトヘトなのについ笑顔。

急勾配をどんどん登る。登山なんて小学生の時の岩木山(1725m)登山以来。息、あがりまくり。なんてったって30over。登るに従い道が狭くなる。下山する人と道の譲り合い。「グラシアス」「デナーダ」のやりとりが楽しい。

「グラシアス」=ありがとう、「デナーダ」=どういたしまして。「デナーダ」の響きが大好き。用もないのについつい言いたくなる言葉「デナーダ」。

a0003089_1937044.jpg予想をはるかに超えた嶮しさ。


八重山旅行の時に波照間島で買った手ぬぐいを頭に巻いての登山。何度も何度も「こぉんにぃーちわ」と日本語で声をかけられる。こちらも「こんにちわー」返し。「なむみょうほうれんげきょう」と言われコチラがびっくりしたり。苦しさも忘れるほどの楽しさ。

a0003089_19372326.jpg


頂上が近くなると、すれ違う人から「あとすこしよ」「ゴールは遠くないわよ」という声をかけられるようになる。ゴールが近いと知るとモチベーションアップ。私も下山時は同じように声をかけよう。

山頂到着。マチュピチュが一望できる。感動で声が出ない。苦労して登ってきた甲斐があるってもんだ。

一通り写真を撮り終え、少し探検していると洞窟を発見。のぞいてみると奥に光が見える。通り抜けられる模様。一人で行くのは怖いので近くにいるオジサンに声をかけすこしみていてもらう。狭いながらも通り抜けられることがわかり出口で待つおじさんに大丈夫であることと先に進んでみると伝える。

穴を抜けてわかったことが、山頂だとおもって写真を撮っていた場所が山頂ではないという事実。まだまだ登れる。どんどん上に登っていくと木製のはしごを発見。のぼっていくと、そこは「本当の山頂」。

a0003089_19471980.jpg誰もいない山頂。これが山頂なんだよ。己の幸運ぶりに大感謝。


しばらくの間、岩に座り辺りの風景を眺める。山、遺跡、空。雲に乗って空を飛べそうな錯覚。今、ここにいるのは自分だけ。こんなチャンスは二度とないのかもしれない。

日本では見たことがない形の山。山形の山の形も素晴らしかったが、マチュピチュの山の形も素晴らしい。

そして、まさかの出来事。大きなタカが飛んできて目の前で休憩。一瞬息が止まる。

昔、自宅近くで自然界の大きな梟を観たことがあるのだが、そのとき以来の大感動。とにかくでかい。普段は鳥ギライの私ではあるがこの時ばかりは鳥ズキ。

a0003089_19381140.jpg私を歓迎してくれてるんだな、だって私がヒトリになったのを見計ってきてくれたんだから(←この人病気)


体が冷えきるほどに長居。下山しようかなとおもったタイミングで大勢の人々がやってくる。折角なのでシャッターを押してもらい写真撮影。木製のはしごを降りようとすると一人の少年に声をかけられる。ヘトヘトの彼、私が持っている水をおねだり。2リットルのペットボトルの重さにへこたれそうになっていた私、「重いからたくさん飲んでね」といいながらペットボトルを渡す。彼は1リットル以上飲んでくれた。お互いがお互いに感謝。

後ろ髪ひかれながらも下山。通りすがりの人に「ゴールは遠くないよ」と声をかけてみる。相手の笑顔がまぶしすぎる。そして「デナーダ」(どういたしまして)言いたさに道を譲りまくる。

しばらくすると雨。天気予報、当たる。

とうとう下界へ。下界とはいうものの標高2400m。ノートに下山時間を記入。入山から2時間経過。月の神殿は時間不足につき諦める。

a0003089_1939996.jpg登頂記念写真「ワイナピチュと我が足」。


a0003089_19383977.jpgワイナピチュの入り口の小屋。ここに荷物を預かってた。


雨足がどんどん強くなる。クスコで買った雨カッパをマント風に巻く。雨のマチュピチュも赴きがあって良い。マチュピチュ山にかかる雲がまた神秘的。晴れのマチュピチュと、雨のマチュピチュの両方を経験できるなんてなんてラッキーな私。

ワイナピチュでの興奮をひきずったまま遺跡散策開始。いざ遺跡の中にいると、遺跡の大きさに圧倒。1コ1コの岩がデカイ。私の身長(156cm)をはるかに超えている。迷路のような通路を迷いながらも遺跡堪能。

遺跡をウロウロしているとオシャレな男子発見。目が合ったついでに少しおしゃべり。

a0003089_1948252.jpg写真が撮りたいと申し出てみたところ快諾。吸い込まれそうな瞳の男子。


ホントに来れてよかった。(実は帰国後にガイドブックをながめ見逃したものの多さに悔しい思いをしたのも事実。事前調査は重要だ。)

売店にてワイナピチュ登頂記念を称しビールでヒトリ乾杯。ビールがs./12。高い。

a0003089_1940181.jpg s./2のチョコレートをつまみにほぼ一気飲み。旨すぎる。


お代わりを我慢しバスにのって駅へ向かう。

バスを追っかけ「グッバーイ」と叫ぶ民族衣装を着た少年がチップをねだりにバスに乗り込んでくる。様々な国の言葉で「さよなら」を叫ぶのであるが日本語はなかった。流石の彼も日本にまで手が回らなかった様子。

駅前で手作りバナナケーキを購入。s./1。グランテでお願いと伝えるも無視。

a0003089_19403878.jpgバナナケーキ旨すぎ。大満足。


「ボリビアでお土産買ってきた」というより「マチュピチュでお土産買ってきた」と言う方がピンとくるであろうとおもい土産屋チェック。微妙な人形を発見。日本の針刺風。1コs./5を4コs./10で購入。値段なんてあってないようなものらしい。

帰りの列車では、暗くなったと同時に爆睡。目覚めたら目の前にはcuzcoの夜景。素敵。

cuzcoにて夕食。本日は普通のペルー料理屋さん。「ポロ(チキン)とライスが食べたい」と伝える。ビールをオーダしヒトリ反省会。ネットショップでデータをCD-Rに焼いてもらい宿へ戻る。

宿に戻ると同室の女子から質問攻撃。彼女はすごく可憐な女学生。4週間かけてペルーとボリビアを回るとのこと。羨ましい。ペルーについたばかりでなんの情報もないとのことで、punoの宿「マンコ・カバック」の場所、lapazの宿el solarioのこと、uyuniのことなど、私が知っている情報を伝える。明日マチュピチュへいくとのことでワイナピチュをレコメンド。

シャワーをあびれる時間はとっくに過ぎてる。汗だくになったのにシャワーなしなんてガッカリ。そのまま就寝。


1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目 11日目 12日目
[PR]
トラックバックURL : http://fukita.exblog.jp/tb/3238760
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by wada at 2006-02-23 01:33 x
マチュピチュ行ってみたいですね。
鉄道のきれいさにビックリしました。


僕はヨーロッパ鉄道(&バス)の旅に出てきます。
ドイツ・ベルリンを出発してフィンランド・ヘルシンキがゴールです。
ぶらり写真紀行ですね…。
Commented by ayumifukita at 2006-02-23 17:24
マチュピチュ、ぜひいってください。最初は、もっと年取ってからでもいいかなとおもってましたが、やはり若いうちに1度行っといたほうがよいなと思いました。

>ぶらり写真紀行ですね…。

いってらっしゃい!!気をつけて!!写真、楽しみにしてますね!!

by ayumifukita | 2006-02-22 19:50 | 旅欲 | Trackback | Comments(2)