ボリビア・ペルーぶらりひとり旅 5日目


早朝4:00。ドアを猛烈にノックする音で起こされる。ウユニ式モーニングコール。

眠い目をこすりながら身支度。眠くて目が開かない。こんな状態でパッキングをしなければならない不幸。とにかく眠すぎて体が動かない。そして寒すぎる。外は真っ暗。室内も真っ暗。フラッシュライトの明かりが皆の慌しい動きを伝える。慌てているのは私だけではない様子。歯磨きする時間もなく出発。

本日はツアー最終日。3泊4日にしなかったことを悔やむ。3泊4日というツアーがあることを知らず2泊3日のことしか頭になかったアホな私。

標高4870mの間欠泉へ。富士山より1000m高いところ。富士山にも登ったことがない日本人が4870m。アメージング。

a0003089_21361572.jpgこの美しさ、モジャー級。


物凄い量の湯気がたちのぼる。卵を入れたら温泉卵どころか間違いなく炭になる。グツグツ沸く湯の間の道を歩く。足をすべらせたら間違いなく死ぬ。もちろん柵なんかない。日本という国が如何に様々なものから我々を守ってくれているかを痛感。かといって柵が必要だとおもっている訳ではないが。

a0003089_21372979.jpgボコボコボコボコ..........


uyuniでのアジア人遭遇率の低さに驚く。ツアー中、日本人というかアジア人にあったのは初日のみ。これほどまでに素晴らしい所なのに意外。

朝食は、すこし車で移動した湖のほとりで。この湖は部分的に温泉になっており入浴も可能。せっかく洋服の下に水着を着てきたのに、あまりのお湯の温さに入浴を断念。暖かいとはいえ入浴には温すぎる。そして気温が低すぎる。もっとカリエンテでないとムリ(笑)

a0003089_21391898.jpg朝食はパンとスクランブルエッグ。ボリビアのパンは基本的にボソボソ。


朝食後、ランクル号で大自然を爆走。ほんとに気持ちがよい。これだけ広ければ叫んだって怒られない。

動物がいれば車をとめてもらい、美しい自然があれば車をとめてもらい。写真を撮るのもわすれてウットリしまくり。ただ、あいかわらず高山病。今日は特にひどい。

a0003089_21543092.jpgアメリカン姉が持ってたルートマップ。どこで手に入れたかは謎。


途中、平屋のレストラン(?)にてランチタイム。我が頭痛は最高潮。ランチどころの騒ぎじゃない。コカリーフをチューイングしながら空をながめ気を紛らわす。しかし、痛いものは痛い。

しょんぼりしているとブラジリアン女子がランチをもってやってきた。私、大感動。「食べればよくなる」と励まされる。おしゃべりしながらランチを食べ始めたところ不思議なことに頭痛がふっとぶ。アリガトウ。元気になったところでみんなのテーブルへ移動。

a0003089_214213100.jpg平屋の建物がこんなに愛おしいとは。2日目に宿泊した宿もこんな感じ。


今までそれほどトークをしてなかったデンマーク人女子とペプシとコーラの違いがわからないネタで大盛り上がり。彼女はものすごく面白い子。このネタひとつでエキサイトしまくり。ブラジリアン女子はペプシツイストが大好きとのこと。カワイイ。

デンマーク人カップルは美形女子と超美形男子。目玉が水色のビー玉。同じ人間とは思えない。かつ、猛烈オシャレな二人。このカップル、3ヶ月ほどかけて南米を回っているとのこと。コロンビアで6000m級の山に登ったりとアクティブでもある二人。時間が経つごとに下らないネタで盛り上がる。まともな英語が言えれば最も話しが合ったであろう二人だけに己の英語力を恨む。

3泊4日ツアーのブラジリアンカップルと彼らが本日宿泊する宿にてお別れ。このカップルにはお世話になりまくり。抱き合ってキッス。ホントにありがとう。

これで2泊3日組のツアーは終了。アメリカン姉妹、デンマーク人カップル、そして私を乗せたランクル号はuyuniの町へ向けて出発。

皆がウトウトしはじめた頃、ドシンという大きな音と大きな振動。助手席のデンマーク人女子が悲鳴をあげる。窓の外をみると遠くでタイヤがバウンドしながら転がっている。あ、ランクル号のタイヤかなぁ.....。すべてがスローモーション。

左に大きく傾いた車を降りる。やはりタイヤが1本ない。さっきのタイヤはこの車のタイヤなんだ。タイヤを探しに行かなきゃ。とっさにタイヤが転がっていった方向へ走る。アメリカン姉妹が追っかけてくる。空気が薄いせいかすぐにバテてしまう私。情けなさすぎ。タイヤをお願いねというジェスチャーをし、車へ戻る。

a0003089_21433685.jpgエジプト、ロシアに続き、この手のハプニング遭遇率高すぎ。


無事タイヤを発見し転がしながら戻ってくる姉妹。タイヤは外れただけでバーストはしていない模様。不幸中の幸い。通りかかった他のツアーの車を止め助けを求めるガイド。私が見る限り外れたタイヤを再び取り付けるには、物理的に無理。ブレーキパッドも壊れている。

a0003089_2146414.jpgアップでパチリ。みんなで写真をとりまくる。


ガイドが一生懸命修理を施す。彼はわき腹を打ったらしく恐ろしく痛そう。

一歩間違えば皆が死んでいたかもしれない事故。アメリカン姉妹が「ここで私たちが死んだら、ママはここまで迎えにきてくれるかしら」なんていいながら笑ってる。「二人もだからくるんじゃない?」と妹。この姉妹、面白すぎる。

a0003089_21445827.jpg恐ろしい程ポジティブシンキングな姉妹。


デンマーク人女子が壊れた車を指差し「この車は日本製よね。」と私に問う。「そうみたいね」と答えると一同大爆笑。彼女のパパはホンダの車が欲しいとのこと。そういえばツアーメンバーのデジカメはすべて「ハポン」(日本)のメーカー。日本製品の流通ぶりは、旅に出る旅に驚かされる。恐るべしハポン。

応急処置で、車はとりあえず走れる状態にまで復旧。「私、ちょっと怖い」と口走ってしまった私。少し後悔。「大丈夫よ、あゆみ。私は怖くないわ」とアメリカン姉。

普段は追い越しまくりスピードだしまくりドライビングなガイドも、今回ばかりは安全運転。スピード5割減走行。ショップへ戻ると、あたりはすっかり真っ暗に。これでツアーはホントに終了。みんなとハグ&キスでお別れ。ホントにありがとう。

ショップにてアダから列車の切符を受け取る。Wara Wara del Surのsalon。列車の時間をみると深夜1:30。シャワーをあびたいとおもいゲストハウスを探しにいくことにする。途中、デンマーク人カップル&アメリカン姉妹に遭遇。どこにいくのと問われ、列車の時間が深夜であること、シャワーを浴びる宿を探しにいくことを伝える。デンマーク人女子、有無を言わさず私の腕を掴み、彼女らが宿泊する宿へ連行。私がスペイン語を話せないことを知っている彼女なりの優しさ。ありがとう。

ZAMERという宿。シャワーのみでBs.5。シャワーを浴びた後、一緒にディナーへ。

外国人だらけのレストランへ。ビールとピザをオーダ。初ボリビアビール。HASUIという名前のビール。ボリビアビールはウイスキーの味。ピザは普通のピザ。uyuniでほっぺが落ちるほどおいしい思いをしていないのが心残り。

宿へ戻りみんなとお別れ。今度はほんとのお別れ。さよなら。

ネットカフェでデジカメデータをCD-Rに焼付け。そして少々インターネット。日本語が使えることに少々驚く。(※後日談:ここで焼いてもらったCD-Rにはウィルスが含まれてた。感染はしなかったけど酷い。)

様子を伺いに駅へ。構内で酔っ払いが暴れてる。怖い。通報があったのか警察官がかけつけ酔っ払いを取り押さえる。思わずちいさく拍手。駅のスタッフに列車の切符をみせ確認。大丈夫な様子。

駅を出るとベンチで地元カップルがディープキス。富士山よりも高いこの土地で、酔っ払いに遭遇したり、ディープキスカップルを目撃したり。運がいいんだか悪いんだか。

a0003089_2147154.jpg駅の外にあった看板。


駅近くのバーへ。隣のオヤジ集団に「どこからきたんだ?」と問われ「ハポン」と答える。顔を見合わせるオヤジたち。そのリアクションに複雑な心境。

日記を書いたり、ロンプラ眺めたり、歩き方ながめたり、まったり過ごす。早めに駅へ向かう。

駅は黒山の人だかり。スタッフらしき人にチケットをみせるとホームでまってろとのこと。ホームにすわり人間ウオッチング。客はほぼ地元民。ツーリストがいないことに一抹の不安を覚える。体育座りをし待つこと約1時間、列車が現れる。予想以上にボロ。しかも人力で動かしてる。己の選択ミスを悔やんでいると人々が線路をまたいで隣のホームへ移動しはじめる。隣のホームにも列車。それほどボロじゃない。スタッフにチケットをみせると隣のホームを指差す。バックパックを背負って急いでホームを降りる。楽しすぎ。

a0003089_21481984.jpg列車のチケット。スペイン語にいちいち感動。


列車にのりこむとみな一斉に毛布を出し始めた。毛布を持っていない私、上着をかけて即爆睡。なにも覚えていない。


1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目 11日目 12日目
[PR]
トラックバックURL : http://fukita.exblog.jp/tb/3197343
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by ayumifukita | 2006-02-14 21:56 | 旅欲 | Trackback | Comments(0)