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ボリビア・ペルーぶらりひとり旅 3日目


バスの揺れで目が覚めてから一睡もできず。

窓の外をみるもただただ真っ暗なだけで何も見えず。ふと脱いでいたスニーカーが足元からなくなっていることに気づく。足元を探ってみるも見つからない。車内は真っ暗。探しようにも探す術がない。不安になりながらも後で見つかるだろうとたかをくくる。

少し明るくなる。バスの揺れは相変わらず続いている。辺りを見渡すと、やはり殆どの人が眠れていない様子。どんな道を走るとこんなに揺れるのかを確認したい。時間が経つにつれスニーカーが行方不明であることが猛烈に不安になる。

隣席のボリビア人たちが目を覚ましたと同時に、靴がないことをジェスチャーで訴えてみる。訴えが通じた様子。探してくれるも見つからず。明るくなったら見つかるよ的なことを言われ慰められる。ますます不安がこみあげる私。旅行初日にしてスニーカーロストなんて不幸すぎる。

バスuyuni到着。再度スニーカーを探すも見つからず。前席の少年たちにスニーカーを見なかったかを問う。周りの人をもまきこみ探してもらうも見つからず。前の方から「誰のだい?」という声。掲げられているのは私のアディダス。「私の!!!」と私。まさか一番後ろの席のからやってきたニーカーとは。誰もがそう思ったに違いない。バスじゅうが笑いの渦。恥ずかしすぎ。それほどまでに揺れたという訳だ。あのバスで眠れた人がいたとしたらその人は相当の神経の持ち主。3日貫徹明けでも眠れない自信アリ。

バスを降り、荷物を背負ってウユニ塩湖ツアーショップ選び。

どのショップも内容はそれほど変わらないと思われる。仮にガイドに良し悪しがあるとしても、我が語学力では判断することも難しいであろう。ということで、ショップ選びの基準を車に決定。カッコよい車を持っているショップを攻めることに。まずは群を抜いてかっこよいベージュのランクルがとまっているショップへ。

入り口にいたスタッフに声をかけたところ運良く言葉が通じる。英語が通じる。これはいける。2泊3日のツアーに参加したいということ、シュラフを持っていないということを伝える。シュラフは必要なし。値段は2泊3日65USD。そして、今からの申し込みでも参加可能とのこと。即決。ショップの名前はAVI TOUR。

出発までは3時間ほどある。空腹をみたすべく朝食をたべようとスタッフにお勧めお店を伺う。連れて行ってくれるとのことで素直について行くことに。歩きながらすこしトーク。スタッフの名前はアダ。

a0003089_1445268.jpg彼女がおんぶしている子供の名前はアレキサンド1歳(名前の記憶が曖昧)。ガイドはアダの旦那さんとのこと。

アダにつれていってもらったお店は外国人だらけの小さな食堂。メニューを渡されるもパンが品切れ。選択技、ほとんどナシ。ガッカリ。コンチネンタルブレックファーストをオーダ。クラッカーとコカ茶とマンゴージュース。全く腹の足しにならず。

a0003089_1448952.jpg噂のコンチネンタルブレックファースト。隣のデカ男があまりの粗末さに激怒。怒るのも無理ない。


ガッカリしながらショップへ戻る。隣のインターネットカフェでメールチェック。長い休みをもらうため会社メールのチェックをおこたらない優良OL。インターネットを終え、ショップの入り口に座り空を眺めているとアダが私の隣に腰掛ける。UyuniからOruroまでの移動を列車でというプランを望んでいる私、思い切ってアダに相談。ラッキーなことにツアー終了日にOruro行き列車があるとのこと。アダーにチケット手配を依頼。Bs.40。

頭痛を感じコカ茶を飲みにカフェへ。念願のウユニ塩湖ツアーにいける喜びからなのか、高山病の予兆からなのか、胸のドキドキが止まらず。そして、胸がいっぱい。なぜだか涙が出てくる(笑)

頭痛は辛いが、我が人生は最高だ。

オープンテラスでコカ茶をオーダー。カフェオープンテラスと言うと聞こえがいいが、食堂の入り口にテーブルと椅子を置いただけのスペース。日差しが熱い。日焼けの予感。コカ茶をすすりながらボケッとしていると聞き覚えのある言葉を耳にする。隣のテーブルの外国人たちが己が言える日本語自慢を繰り広げている。日本人の私、チラ見されまくり。恥かしすぎ。

a0003089_1446668.jpgこれが噂のmate de coca。


出発の時間が近づく。街を散策しながらショップへ戻る。

ショップに戻ったところアジア人を発見。日本人か韓国人か、はたまた中国人か?日本人の場合、目が合ったのに声をかけないのも感じ悪い。かといって日本人じゃなかったら困る。微妙な雰囲気漂う。お互いがお互いをチラ見。居心地悪すぎ。彼はブラジル人らしき家族と流暢にトーク。超ジェラシー。

日帰りツアー組が車に乗り込み始める。例のアジア人も日帰りツアーの模様。しばらくして、日帰りツアーの家族連れがクレームをつけ始める。理由まではわからず。同乗メンバー、車から降りたり、また乗ったり。揉めること数分、やっとのことで出発。いってらっしゃい。

次は我々ツアー組。ガイド1名とツアー参加者7名(私含む)。車はもちろんベージュのランクル。他のどのショップの車よりもカッコいい。それだけで勝った気分。隣席に座った女性に声をかけられる。彼女はアメリカ人。カリフォルニア出身の姉妹の姉。姉妹そろって美人。ほか、南米長期旅行中のデンマーク人カップルと、ブラジル人カップル。みな、英語はもちろんのことスペイン語もペラペラ。スペイン語がまったくダメなこと、英語も上手に話せないことを交えて自己紹介。わからないことは聞いてねという皆の声がうれしい。

a0003089_1450399.jpg我々が3日間お世話になったベージュのランクル号。


しかし、我がテンションを一気に下げる事実が発覚。なんと、ガイドはスペイン語しか話せないらしい。大誤算。スペイン語が理解できないのは私だけのため英語の通訳も期待できず。オーマイガット。まさかの展開。

仮にガイドが英語ペラペラであったとしても100%理解するのは無理なんだよと自分に言い聞かせ、大丈夫だよ、大丈夫だよと、呪文のように唱える。心の中で。

塩湖にさしかかる。予想を上回る素晴らしさ。なんだこりゃ。

ウユニ塩湖のベストシーズンは乾季と言われているらしく、実は雨季である1月はシーズンオフ。にもかかわらず、とにもかくにもウユニ塩湖はすばらしかった。どうやって表現したら伝わるのかがかわからない。これ程までに素晴らしいウユニ塩湖が、何故これ程までに知名度が低いかがワカラナイ。

中でも、湖に水が張った部分がとにかく美しい。青い空と白い雲と遠くの山が、水面に映し出されている。鳥肌立ちまくり。思わず隣のアメリカ人姉と顔を見合わせる。二人とも言葉にならない。その美しさを十分に伝えられない己の文才のなさを恨む。

a0003089_14524246.jpg写真も良いものが少ない。残念すぎる。


参考までに、歩き方には「白い塩湖表面数センチに水が張った湖面は完全に鏡と化し、空や雲が映って、本当に空を飛んでいるような気分になる」と書かれている。まったくもってそのとうり(p.288.)

a0003089_14535976.jpg塩湖の上を、しぶきをあげながら爆走するランクル号。


湖面に水が張るのは雨季のみとのこと。乾季のウユニは知らないが、私的には「ウユニ塩湖は俄然雨季!!」。

Isla de Pescaというサボテンの山へ移動。何人かの日本人に遭遇。かるくご挨拶。みな良い表情をしている。この地に来れたことに大満足といった風。無論、私も。サボテンの山は標高が高く空気が薄い。よく考えるとボリビアに来てまだ2日。高所慣れしていない私、息を切らしまくり休憩しまくり。やっとの思いで登頂。気分的にはマッターホルンにでも登頂したような気分。近くにいた初老の女性とトーク。空気が薄すぎて脳が思うように働かず(笑)

頭痛発生。頭痛薬をグビリ。普段は薬嫌いの私も今回ばかりはドーピング娘。どっぷり薬漬け。

今回の旅に持っていかずに後悔した品、高度計と温度計。

ランチはサボテン山のふもとで。ガイドがキャンプ用品をつかって調理する料理をたべるスタイル。美しい景色と美しい空の元、皆で食べるランチが美味しくないわけがない。

ランチメニューにあった米のようで米でない品が気になりデンマーク人女子に聞いてみる。彼女も知らない様子。ガイドに質問。「キヌア」という植物でボリビアでは普通に食べられている品とのこと。これが旨い。おかわりしまくり。ツアーメンバーはみなよく食べる。私も大食いだが全くかなわない。特にアメリカ人姉妹。すげーやせてるのに。うらやましい限り。

a0003089_14542741.jpgウユニ塩湖で食べたランチ。飲み物はペプシ。満腹。


食後はなぜか質問攻撃。「日本から何時間かけてきたの?」「どうやってきたの?」「休みはどれくらい?」「日本のホリデイ事情」等。英語は上手に言えないが質問に答えるのはなんとかなる。

なぜか「ダラス」という単語が通じない。単語というより地名だ。発音が悪いらしい。「ダラス?」と問われ「テキサス」と伝えることでやっと通じる。一同で「ダラス」発音大会が始まる。「ダラス」を連発するあやしい外国人集団。

その後、何箇所かを回る。途中、ショップ前でみかけたアジア人を発見。目が合ったタイミングで軽く会釈。英語で挨拶をされる。おもわず「こんにちわ」と答えたのが幸いし日本語で声をかけられる。日本人だった。彼はuyuni行きのバスでも私をみかけたらしい。あの揺れでも眠れたかを問うと意外な言葉が返ってきた「あのバス、けっこい良いバスらしいですよ」

あれほど揺れたバスが「良いバスだった」とは。恐るべしボリビアバス。実はあと1日待てば上等なサロンバスという選択儀もあったのであるが、いくら上等なサロンバスでも走る道は一緒。揺れ具合は変らないとのこと。uyuniへの道は険しいのだということを痛感。

バスネタつながりでバスターミナルの時刻表で見つけたアルゼンチン側イグアスまでのバスがあるというネタを口にすると、なんと彼、そのバスでアルゼンチンへいくとのこと。所要時間30時間。私も時間さえあれば行きたいのに。超ジェラシー。

彼ともお別れし、我がランクル号は宿へ向かう。

宿に到着。二階建てのゲストハウス風の宿。階段をのぼるだけで息が切れる。カリフォルニア姉妹と3人同室。

a0003089_14561482.jpg細長いベットが3台並んだシンプルすぎる部屋。


宿の庭で自転車を発見。使っても良いかを身振り手振りで問うとOKとのこと。英語は一向に通じる気配なし。外には放牧されたラマの大群。

a0003089_14571462.jpgどこの国でも自転車漕いでる私。好きなんだね。きっと。


自転車で付近散策。ラマの大群へ近づく。人間をまったく怖がらないラマたち。ムシャムシャ音を立てながらら牧草を食べまくってる。ムシャムシャぶりに感激。

a0003089_14585968.jpg合成写真みたいだけど辺り一面こんな感じ。私、はしゃぎまくり。


しかし空気が薄い。私にはもっと空気が必要。途中、バスケットコートで激しくバスケをする少年達を発見。バスケなんて今の私には無理。自転車漕ぐのすらキツイのに。

宿にもどり部屋へ。ツアーメンバーとお茶をのみながらトーク。

なぜかネタは日本食について。英語力不足につき十分に会話に参加できず。しかし、日本食の人気は上々。ブラジル人女子に「寿司は毎日たべるのか?」と問われ驚く。毎日はたべない旨伝える。ほか、納豆がどんな食べ物かの説明。私には難しすぎる課題。「きっとあなたは納豆が嫌いだとおもう」と4回ぐらいアピール。

夕食もツアーメイトと一緒。上手にしゃべれない己にジレンマ。英会話学校へ通う意味をも失いかけるほど。

シャワー後、就寝。この旅初、ベットでの睡眠。ベットで眠るのは何日ぶりだろうか。




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Commented by よ~そろ at 2006-02-15 10:45 x
はじめまして。

ブラジルで検索していたらココに辿り着きました。

mate de coca、すごいですね。葉っぱで埋め作れてているんですね(笑)。
ユウニ湖もすごいです。世界にはこんなにも美しい場所があるんですね。
Commented by ayumifukita at 2006-02-16 18:45
こちらこそはじめまして。

世界にはまだまだまだまだ美しい場所があるんでしょうね。でもニッポンもすてたもんじゃないとおもいます。まだまだ行きたいところだらけ。国内も、国外も。
by ayumifukita | 2006-02-12 15:14 | 旅欲 | Trackback | Comments(2)