ボリビア・ペルーぶらりひとり旅 2日目


早朝、ラパス到着。

標高4000mに位置するラパス エル・アルト空港。エル・アルトとはスペイン語で最も高いという意味らしい。思ったより空気が薄くないことに若干ホットする。ダラス空港で預けそこなったバックパックを背負いイミグレーションへ。

a0003089_20358100.jpgRepublica de Bolivia!!!感激!!


イミグレーションのあまりのシンプルさに驚く。今までいったどんな国よりもシンプル。ふたつしかないカウンターのうちのひとつで手続き。あっさり終了。強靭なおじさん2名より簡単な荷物チェックを受ける。これまたあっさり終了。

そしていよいよボリビア共和国へ入国。

空港をでると外はヒンヤリ。この時期のボリビアは雨季。霧雨が降るボリビア。ドンヨリお天気。

50ドルほどをボリビアの通貨ボリビアーノ(Bs.)に両替。Bs.1は約15円。

インフォメーションで乗り合いのバス乗り場を聞く。女性スタッフが丁寧に説明。早速移動。重いバックパックを背負っての移動はとにかく息が切れる。ヘトヘト。歩けど歩けどミニバス乗り場は見当たらず。インフォメーションへ戻り確認。「今日はホリディだから休みなのかもねぇ」なんて言いながらスタッフが乗り場へ案内してくれる。そう、今日は1月2日。世界中がニューイヤーズホリディ。乗り場にミニバス発見。一番奥の席に乗り込む。バスとはいうものの、日本でいうところのワゴン車。10人程度が乗れる小さなバス。

遠方からの旅行者は私だけの模様。スペイン語本で「いくらですか?」を調べ値段確認。結局わからず。Bs.5を払う。返ってきたお釣りから代金はBs.3.8と判明。安い。タクシーだとBs.45。

今回のスペイン語バイブルも「旅の指差し会話帳」。ボリビア編は出版されていないためペルー編を購入。タイ編・エジプト編・ロシア編に続き今回も大活躍。この本がなければ何もできなかったに違いない。あるときは食堂で、あるときはバスで、あるときは商店で。伝えるだけではなく、お互いの会話の糸口になったり、興味の対象となったり。私の旅には欠かせない本。間違いなく我がバイブル。

何人かの客をのせ、バスは市街地へ向け発車。途中、民族衣装を身に着けたおばあちゃんやら、荷物を背負った若者をのせていく。20分ほどでにぎやかな地区へ。タイミングが図れずスタッフ(?)に声をかけれない。しかも「すみません」という掛け声がわからない。客が少なくなったところで、スタッフに宿の地図を見せる。予想どうりすでに過ぎてしまった模様。最後に付近の公園でおろしてくれるとのこと。スペイン語だったのでよくわからないが雰囲気的にそんな感じ。

少々不安になりながらも、観光気分でバスの車窓から街を眺める。予想以上に街並みが素晴らしい。この時点で大感動。乗り過ごしのミスなどすっかり忘れ、景色に見とれる。

広場前でバスをおろされる。「ありがとう、ありがとう」と、何度もお礼。

a0003089_20361835.jpgつい一番後ろに座ってしまう悪い癖。ミニバスは先頭にのるべし。


今日宿泊する宿はロンプラの一番上にあった「Hospedaje Milenio」という宿。バックパックを背負い、宿を探すことに。まずは現在位置をチェックするもよくわからず。目印になりそうな建物を探す。朝早すぎるせいか露天はブルーシートで覆われたまま。

坂を登るたび息が切れる。キツイ。しばらくあるいているうちに現在いる場所がLos Heroes広場であるということが判明。宿近くのMurillo広場へ向かう。Murillo広場にある大統領官邸の警備に宿の場所を聞こうとするも、あまりの緊迫した雰囲気に退散。次なる目標は国会議事堂の警備。片言のスペイン語を聞いた人々が寄ってたかって説明を始める。ボリビア人の優しさを痛感しながら急な坂をのぼりまくって宿を発見。やっと座れる。

ラパスの坂はきつすぎる。なにより酸素が薄すぎる。ボリビアを酸素ドームで囲みたいとさえ思う。

Milenioという宿は、外観こそ地味だが屋内は外観からは想像ができないほどキレイな宿。レセプション前には自転車が数台。こんな空気が薄いとこで自転車をこぐ人間の神経を疑う(笑)

a0003089_20381422.jpg壁の色がカワイイ。日本では黄色い壁の家ってあんまりないよね。


レセプションのおじさんに1泊したい旨を伝える。意外なことに英語が通じない。想定外。大丈夫だけどすこし待ってくれとのこと。見た目に反してジェントルマンなおじさん。
レセプションでボケッとしていると、自転車の持ち主たち登場。宿泊客の自転車らしい。恐ろしいほど背が高い集団(女子含む)。

部屋に案内され荷物を整理。

a0003089_20392650.jpgどんな部屋に泊まってるの?とよく聞かれるけどどこの宿もこんな感じ。


シャワーを浴びようと共同のシャワー室へ。蛇口をひねるもシャワーヘッドからお湯がでてくる気配は一向になし。全裸の私、奥歯を噛んでふるえまくり。ドアをはげしくノックする音。影から察するに宿のスタッフ。「お湯がでない」とつたえたいのにスペイン語がわからない。とはいえ私、全裸。ドアをあけるわけにはいかない。嫁入り前だ。

マッハで着替えてドアオープン。スタッフが蛇口を調整。「これで大丈夫だ」的コメント。暖かいお湯のシャワー。気持ちよすぎ。シャンプー2回の大サービス。

ウユニツアーの情報集めを兼ね、散策にでることにする。レセプションで散歩にいってくる旨伝えると、宿のおばさんのアドバイス大会がはじまる。「私は英語が上手にはなせないんだけども、私の話をきいてちょうだい。お金は必要な分だけ持ちなさい。そしてパスポートはもっていっちゃだめ。もしポリスからみせろと言われてもみせちゃだめ。」。とにもかくにも「necessary」という単語を連発。パスポートをレセプションにあずかり、宿出発。散策開始。

来たときよりも雨が強くなってる。傘なんかもちろん持っておらず。ずぶぬれ。しかもかなり寒い。コンパクトにおりたためるダウンをもってきて正解。

a0003089_20575673.jpgここを歩いているときに超デカイ犬に遭遇。怖くて動けない状況初体験。犬に負けるなんて悔しすぎ。


日本語が通じると思われる「島旅行社」へ向かう。雨宿りをしながら少しずつすすむ。やっとたどりついが残念ながら開いていない。入り口にいた老人に「これから開くのか」それとも「今日は開かないのか」を問う。今日はホリデーなのでお休みであることが判明。

悔やんでもショウガナイので朝ごはんを食べることにする。Los Heroes広場にもどりお店調査。見晴らしの良い場所にあるファーストフード店でチキンセット。2F席に客は私だけ。掃除をしていた店の女の子から情報を仕入れようと声をかけるもまったく英語が通じない。お互い苦笑いしながら片言でお話。スペイン語をもっと覚えてくるべきだったと猛反省。

a0003089_2041535.jpg記念すべき最初の食事。土地のものじゃなくてごめん。


a0003089_21371439.jpgこの店を選んだ理由は眺めがよさそうだったから。ビビリなので最初から屋台はムリ。


おなかがいっぱいになったところでネットカフェへ。ウユニ情報をながめていると隣に日本語のサイトをみている人を発見。勇気をだして声をかける。「ウユニにはいかれましたか?」

彼は英語にもスペイン語にも堪能なアメリカ在住の日本人。ウユニはすでに体験済み。明日アメリカへ帰国。lapazからuyuniまでバスで移動し、現地でツアーを申し込んだとのこと。いまの時間ならuyuni行きバスがあるはずと彼。暇なのでバスターミナルまで案内してくれるという言葉に甘えることに。ラッキーな私。

インターネットカフェをでてバスターミナルへ向かう。坂をのぼりながらのおしゃべりは過酷。それでなくてもキツイ坂道。「しゃべる」という行為がいかにエネルギーを消耗するかを痛感。時間に余裕があったのでボリビアのカオサンと呼ばれている地区を案内してもらう。確かに外国人が多く土産屋もチラホラ。

a0003089_20425910.jpgここがボリビアのカオサンと呼ばれる地域(笑)


宿泊している宿を聞かれ、場所を説明すると驚かれる。かなり危険な地区らしい。宿のおばさんのアドバイス大会はそのせいだったらしい。私が宿泊する宿の付近は首絞め強盗多発地帯とのこと。マジか。確かにシングル一泊3USDは安い。

バスターミナルに着きチケットを購入。Bs.70。彼とスタッフがスペイン語で会話。私がスペイン語がだめなのを察したスタッフが彼に説明をしているらしい。15:00のバスは乗り換えがあるけど大丈夫かと問われる。大丈夫だと伝えてもらう。14:30に集合とのことで、彼と共に荷物をとりに宿へ移動。大急ぎで荷物をまとめバスターミナルへ。あまりの坂のキツサにタクシー利用。スパニッシュスピーカのおかげで全てがスムーズ。

荷物をかかえてカウンターへ戻る。またもやスタッフが彼に説明をはじめる。16:00にもバスがでることになったらしい。16:00のバスはダイレクトでいくけど席は一番後ろしか残っていない。後ろの席は若干揺れがキツイとのこと。どちらのバスで行くかを問われ16:00のバスをお願いしてもらう。スペイン語が全く理解できない私、頼りっぱなし。駄目旅行者。

a0003089_20444777.jpglapazのバスターミナルからはボリビア国内だけではなく各国へいくバスもでている。


彼にお礼をしようと思い近くのチキン屋さんへ。ランチをごちそう。彼がいなかったらどうなっていたことやら。少しでもスペイン語を勉強してこなかったことを悔やむ。彼いわく「スペイン語を話す人種ほどフレンドリーな人種はいない。スペイン語がはなせないなんてもったいない」とのこと。なるほど。

彼の話は、いちいち面白くて興味深い。

軽くスペイン語講座をしてもらい、バスカウンターへ。なぜかスタッフマンツーマン対応。彼に「すごい特別待遇だねぇ」(←かっこいい英単語つかってたけど失念)といわれる。確かに謎の特別待遇。

彼ともこれでお別れ。丁寧にお礼。ありがとうございました。そしてたのしかった。

バスに乗り込むと言われてたとうり一番後ろの一番右端。隣はボリビア人....というか、私以外一列全員ボリビア人。エジプトでの悪夢が蘇る。しばらくするとバスはuyuni向けて出発。ラパスの町並みを眺めているうちにウトウト。そして爆睡。

ディナー休憩。おなかが空かない。売店でトイレットペーパーを購入しトイレへ。ボリビアのトイレットペーパーはカラフル。ここではピンクを購入。バスの乗客の中に日本人がいることを確認。声をかける勇気はなし。

数十分の休憩後、バス出発。またしても私、爆睡。寝すぎ。

ものすごい揺れで目が覚める。その揺れはuyuniに到着するまで続くこととなる。延々と続く大きな振動。ありえない。震度6強。首もげる。


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Commented by zoe at 2006-02-11 07:16 x
>私以外一列全員ボリビア人

ははは。あるある。
イタリア行った時がそうだった。
人との触れ合いが良い旅行みたいだね。
Commented by ayumifukita at 2006-02-12 15:21
そんなにふれあい好きではないんですけどね。こちらからむかっていくことはまずないですから。よっぽどの時でないと。

「ねぇねぇねぇ」的な行動は取れないんですよ。The Japaneaseなんです。あんまりしゃべりませんよ。旅先では。

相手が攻めてこない限りなかなか打ち解けれないです。ええ。
by ayumifukita | 2006-02-10 21:13 | 旅欲 | Trackback | Comments(2)