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GWぶらりひとりたび 14日目

モスクワ到着。着陸時の拍手はお約束。早速入国手続きの列に並ぶ。

私の前にならんでいた少年が突然意識を失うというハプニング。白目むいて泡吹いてた。母親が手際よく対応し少年意識を取り戻す。大事に至らなくてよかった。

しかし、いきなりの出来事でかなりナーバスになる私。

いよいよ入国審査。あっさり手続きが終わる。拍子抜け。記念すべきロシア初入国。

空港を出て外気チェック。トレーナー程度の軽装で大丈夫。全ての荷物を預かることに決定。荷物を預かる場所を探すも「荷物を預かる」の表現方法がわからない。バゲッジルームと書かれた部屋にいくと「キープバゲッジ?」と問われる。そうかキープバゲッジか。

バゲッジルームは9:30までレストタイムとのこと。現在の時間8:45。

まずは両替。20USドルを残してルーブルに両替。約100USドル。迷子になったとき用のタクシー代を考え余分に両替。

次はダウンタウンまでの足調査。ツーリストインフォメーションで最寄のメトロ駅までの行き方をたずねる。「851」番のバスに乗れとのこと。リッジナイヤ駅まで30分程度。スタッフが意外と親切で驚く。

モスクワ情報はまったくの未調査。ガイドブックもなし。手元には指差しロシア語本のみ。隣にすわっていた紳士に赤の広場までの道筋を聞く。もっと詳しい地図を買いなさいとのアドバイスをいただく。

売店でメトロ地図があるかを問う。日本の地下鉄路線図と似たような紙キレ1枚。フリーかと聞くとロシア語でまくしたてられる。困った表情をするとおばちゃんが電卓を叩き始める。画面には15ルーブルとの表示。(1ルーブルは4円弱)。地図の裏には去年のカレンダー。少々納得がいかないものの15ルーブルを支払う。

■参考までにモスクワメトロ路線図
http://www.geocities.jp/upanko/senro.html

9:30。荷物を金属探知機に通しキープバゲッジ。1日1個60ルーブル。ロシア人はたとえおばちゃんであってもデカイということを再認識。ニコリともしない。日本人が愛想よすぎるだけなんだろうか?

本日はロシアのお祭り。年に1度の戦勝記念日。しかも今年は60周年記念にあたるらしい。赤の広場等の公共施設等はすべて閉鎖。残念。宇宙飛行士博物館にいきたかったのに。当日はテロ等の噂があると聞き、すこしビビリ気味。

すべての手続きを終えバス乗り場へ。「851」番のバスに乗り込みいざリッジナイヤステーションへ。11ルーブルを支払い先頭席へ座る。「リッヂナイヤステーション」と伝えるも全く通じていない様子。ドキドキ。

バス出発。寂しい雰囲気ただよう風景からどんどん賑やかになっていく。この時点で我がモスクワのイメージが崩れる。

a0003089_20295790.jpgバス内部。運転手が料金係をかねている。運転しながらのお釣りは怖い。


途中のバス停からのってきたばーちゃんが隣に座ってきた。席はほかにも沢山空いてるのに隣に座るばーちゃん。ロシア語でドンドン話しかけてくる。勢いのあるばーちゃん。

石原裕次郎みたいなサングラスをし勲章をワンサカつけているばーちゃん。かっこいい。ジェスチャーから察するに、彼女は看護婦かなんかで勲章をもらったらしい。注射をするポーズを何度もしてみせる。

英語で話す私に「アメリカー、アメリカー」と言ってくる。「ジャポネ」と言うと日本人だということが通じた模様。「ジャパン」という単語は通じないみたい。

勲章ばーちゃんは、メトロ駅まで私の手を引いてつれていってくれた。アリガトウばーちゃん。ロシアでは地下鉄はメトロ。「メトォー」と言わないと通じない。

メトロチケットを購入。自動改札を通り地下へ移動。噂どうりどんより暗い駅構内。

メトロにのりこむ。椅子が高い。微妙に足が届かず。己の小ささというか、周りのでかさに驚く。そこいらの小学生より小さい私。

何駅がすすむと、旗をもった人々が大量に降りる。一緒におりてみることにする。ロシアのメトロ駅には英語表記なし。駅名は「文字」というより「記号」。アエロフロートの機内誌をパクってきていた私、機内誌で調べてみるとここはベラルーシスカヤ駅。

駅をでると広場。金属探知機で荷物チェック。入り口で新聞やら旗やらを配られる。あたりは歩行者天国。いきなり圧倒。そして感動。

a0003089_2042347.jpgハチ子にて写真とりまくり。ハチ子よここがあなたの故郷よ。


まずは様子を見ようとウロウロしてみる。アジア人はまったくいなかったけれども観光客の姿がチラホラ。勲章をたくさんつけたジーさんやバーさんがいっぱい。勲章ばーさんはこのセレモニーに参加するヒトだったのね。

a0003089_2045661.jpgジーさん、バーさんたちのファッションセンスにグッとくる、みんなステキすぎる。


a0003089_20593335.jpgこの場に居合わせれたことを幸せに思う。


各国のメディアが取材合戦。英語もまともに言えない私がインタビューを受けたら日本の恥になる。メディアから遠ざかる。

しばらくすると頭上から爆音。ロシア空軍のアクロバット飛行が頭上を通過。大感激。涙でそう。心臓ドキドキ。場内もドヨメク。

徒歩で赤の広場方向にあるこうとおもい、警察官に声をかける。警官バリケードを指差し「行けないんだよ」とのこと。ロシアの警察官は英語通じる率30%。まず通じない。

再度メトロに乗り赤の広場に近づくことに。

メトロ路線図はもっているものの、ハブとなる駅は広くて複雑。お祭りということで駅に腐るほどいた警官に訊ねまくり。訊ねるとはいうもののロシア語のロの字もしらない私、路線図の駅を指差し首をかしげるのが精一杯。この一連の動作で乗るべき電車を教えてもらえる。買ってよかったメトロ路線図。

メトロでの移動にも慣れ、調子にのっていた私をある事件が襲う。停車していたメトロに乗ろうとしたところ突然ドアが閉まり片足だけ挟まれてコケル。恐怖。
必死に足を抜こうとするも抜けず。私、半泣き状態。20人近い警官が私めがけて走ってくる。これまた恐怖。そして警官たちに囲まれる。駅構内騒然(多分)。無事足も抜け事なき得たがこのままメトロが走り始めたらとおもうとゾットする。警官が手をとってたたせてくれた。何度もお礼。「スパスィーバ、スパスィーバ」

モスクワの警官たちはみな親切。

バカ高いビザ代(というか代行手数料)を払ってロシアに入国した第一の目的はメトロのエスカレータにのること。どこの駅だかは失念したが、噂に違わず。メトロ駅構内のエスカレーターは恐ろしいほど長く、そして恐ろしいほど急勾配であった。落ちたら死ぬ。間違いない。
スピードはそれほどでもなく感じられたが、やはり日本のそれとは比べ物にならず。

ロシア語で「Yes」は「ダー」。何かを訊ねるとみな口々に「ダー」「ダー」を連発。大人も子供も「ダー」連発。面白い。結局私が使ったロシア語は「ダー」「スパスィーバ」のみ。

赤の広場付近のメトロ駅の出口はすべて封鎖。出口が封鎖されていない駅を探しながらブラブラとメトロ散策。

とある駅で降り立つと、そこには大きな教会。「モスクワ正教聖堂」。とにかくデカイ。デカイ建物大好きな私、猛烈にはしゃぐ。写真を撮ってくださいと頼まれた相手はアジア人。ちょっとトーク。彼は中国人だった。その後「地球の歩き方」の切れ端をもった日本人女性を発見。声をかける勇気などありもせず。モスクワ行脚でアジア人を見たのはコレが最初で最後。

a0003089_2125721.jpgあれ?まがってるよー!


突然、「モスクワ正教聖堂」のカネがなり始める。「ガラーン、ゴローン、ガラーン、ゴローン」重厚な音に胸が一杯になる。圧巻。
時計をみると12:00。付近の教会の鐘も時同じくして鳴り響きはじめる。響きあう鐘の音。とにもかくにも圧巻。涙がでるぐらい感動。音が重い。

教会の正面にはモスクワ川。その川にかかった橋を歩く。鐘の音が鳴り響く。熟年夫婦が囁き合いそしてキスする姿を見て感激。愛し合い続けることってスバラシイ。

a0003089_20454122.jpgハチ子を使って写真とりまくり。ハチ子が喜んでる。(デジカメはスィーワにて死亡)


気をよくして散歩しまくる。ロシア入国すべきか否か悩んでいたことが嘘のよう。キテヨカッタよロシア、キテヨカッタよモスクワ。

トボトボあるいているとチケット売り場を発見。モスクワ川を船で遊覧することができるらしい。代金は270ルーブル。安くはないが乗り物好きの血が騒ぐ。船の終点にはメトロ駅があるらしい。チケットを買う人々の動きを追う。

日本ではそれほど小さい部類ではない私もロシアでは小人。我が頭上で会話する人々。チビッコの気持ちがよくわかる。

値段も買い方もわかったのであるが、船の出発時間がわからず。指差し本で「何時出発か?」という文を探していると背の高い女の子2人組に「May I help you?」と声をかけられる。チャンスと思い出発の時間やらを伺う。多分10分後には船がやってくるとのこと。迷わずチケットを購入。アリガトウ。

彼女たちの言うとおり、10分程度で船がやってきた。デッキに登りモスクワを満喫。気分よすぎ。船上でお弁当を食べながらワインを飲む人々。ステキすぎる。喋るは歌うはで船上はパーティー状態。楽しすぎ。

船上でボケェーっとしていると、さっき助けてくれた2人組のヒトリがやってきた。彼女はロシア人。背は高いしとびっきりの美人。キャメロン・ディアス似。

ロシアにはシャラボアレベルの美人が腐るほどいるということを痛感。

今日はロシアのホリデーであること等いろいろなことをお話してくれる彼女。チェブラーシカが日本の大人の間で人気があることを教えてあげるとすごく驚いていた。私がエジプトにいってきたことを伝えると、彼女も去年家族でエジプト旅行をしたとのこと。日本にも是非いってみたいと目をキラキラさせながらはなしてくれた。ウレシイ。

彼女の英語はホントにわかりやすくて上手。私は片言の英語。恥ずかしい。

彼女がしきりに言っていたのは「あなたはラッキーよ。今日は本当にスバラシイ日。今日ロシアにこれたあなたはホントにラッキー」ということ。確かにホントにスバラシイ日であった。喋り方までキャメロン・ディアス。ちょっとシタッタラズ。カワイイ。

驚いたことに、もうヒトリは女の子は彼女の母親であった。友達同士かと思ったよと伝えたところ「よく言われるわ」とのこと。ママ、若い。若すぎる。超美人親子。17歳の娘がいるようには思えない。

楽しい時間はあっという間に過ぎる。彼女に「これからどうするの?」と聞かれハッとする。そうだ何も決めていない。とりあえず散策するよと伝えお別れ。楽しい時間をアリガトウ。名前とe-mailアドレスを聞かなかったことを後悔。

a0003089_20502849.jpgアジア人に生まれた私は不幸なのか?
ちなみに私、別にしゃがんでるわけじゃありません。


ロシアのトラムに挑戦しようとおもい売店でモスクワ地図を購入。広げてみるとそれはモスクワドライブ用地図。一方通行等の情報は満載であったがトラム情報は全くなし。ここでまた己のダメぶり発揮。警察官に声をかけるも撃沈。トラムは諦めメトロで戻る。

メトロ駅構内を歩いていると、オヤジに声をかけられる。スティーブ・ブシェミに激似。驚いたことに彼は日本語をすこしたしなむ男。東京に住んでいたことがあるらしい。ダイブお酒を飲んでいるらしく酒臭い。書くものを貸してくれジェスチャーをするのでとりあえずペンを渡すと、指差し本に住所らしきものを書き始める。なんだかわからない。
書き終えると今度は自分の手帳を取り出し私に渡す。住所を書いてくれとのことらしい。悩んだ挙句、日本語で住所を書く。これなら読めないであろう。挨拶と証してなのか顔にいっぱいチュッチュされる。酒臭い。

そういえば、ダハブではサミュエルに会うたびチュッチュやられてた。日本人の私にはこういうスキンシップのとり方にはいまいち慣れることができない。常に苦笑い。

テクテクあるきながらモスクワの町を満喫。緑がものすごくきれい。建物も、町も、走る車も、ホントにスバラシイ。スバラシすぎる。

a0003089_20531077.jpg写真のとりがいがある風景が続く。


a0003089_20531967.jpg車もステキだがナンバーもかわいい。


スーパーマーケット発見。早速入ってみる。小さめではあったが立派なスーパー。お祭りということで、大きなケーキが並ぶショーウインドウ。こっそり写真をとりまくり。友人たちへのお土産としてロシアンスパイスを大量購入。ボルシチの素等。マギーブイヨンのものなのでまずくはないであろうという憶測。
店内はロシアらしくサーモンやらキャビアが沢山。缶詰が猛烈に充実してたのが印象的。

マクドナルド発見。トイレを借りに入ってみる。店内はお客で一杯。トイレも大行列。トイレに並ぶロシア人は美人が多い。見とれぎみ。

a0003089_20543815.jpgマトリヨーシカかってくるべきだったと後悔。


メトロ駅前で路線図をみていたところ、おじいちゃんに声をかけられる。ジャポネだよと伝えると大喜び。ついて来いというジェスチャーをされついていくとそこはオヤジの寝床。多分、彼は駅のガードマン。駅構内で寝泊りをしているらしい。さすがに入ったらヤバイとおもい帰ろうとするとオッパイをもまれる。逃げる。こんなぺチャパイ揉んだってたのしくないだろうに。悔しい。
しらないヒトについていってはいけないってあんなに言われてたのに。ダメなあゆみ。

いくつかの障害はあったものの、空港に最も近いリッジナイヤ駅に無事到着。指差し本ロシア語編には「空港」という単語が載っていないことが発覚。困った。バス乗り場で飛行機の絵を見せてみると目の前のバスを指す。これに乗れと。

運がよかったのか何事もなく空港到着。一番恐れていた悪徳警官にも遭遇することなく。(←パスポートを取り上げられ賄賂をセビルらしい。パスポートコピーと大使館電話番号と「日本大使館に電話するわよ」と書いたメモを用意していた。メモは自分で書いたものなので正しいロシア語か全くあてにならないシロモノ)
むしろ警官たちには非常にお世話になったような気がする。ラッキーガールだ。私。

しかし食事はたった1回。露天のブリトー。ボルシチはおろかピロシキすら食べてない。何やってんのよ私。残念すぎる。レストランに入る時間的余裕も精神的余裕もなかったのが正直なところ。

空港売店にてお土産のタバコ等を購入。空腹を満たすべくサンドイッチを購入する。サーモンサンドイッチの値段を聞いてめんたま飛び出る。270ルーブル。1000円以上じゃん。空港とはいえ高すぎる。往路での反省がまったく生かされていない。値段が書いていないものは値段を確認してから購入するってことを。

バゲッジルームから荷物をピックアップし、出国手続き。あっさり終了。拍子抜け。

サオリさんと再会。12時間のトランジットタイムはやはりこたえたらしく二度とアエロフロートには乗らないと彼女。モットモな意見だ。

カイロであった日本語ペラペラ外人とも再会。彼はシリア人。奥様は日本人。筑波大学で働いているとのこと。なるほど日本語がうまいわけだ。彼はアレキサンドリアでロシアビザを取ろうとしたところ、戦勝記念日がらみで忙しくビザ発給をしてもらえなかったらしい。モスクワ土産話を存分に伝える。

搭乗後即爆睡。目が覚めたら日本だった。機内食、食べた記憶なし。

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by ayumifukita | 2005-05-30 20:55 | 旅欲 | Trackback | Comments(0)