GWぶらりひとりたび 3日目

朝5:00。大音量のコーランが聞こえる。近所のモスクにて流してる模様。レセプションのオヤジが専用の敷物を敷き礼拝をはじめる。テレビでみたことがある風景。聖地エルサレムの方向に向って礼拝、みたいな。リアル。1m先の目の前で起こった出来事に感動で鳥肌が立つ。

イスマイリア・ハウスは比較的キレイな宿。シャワールームは凄く広い。使わなかったけど湯船もアリ。お湯もバッチリ。値段が若干高めなのも納得。高いといっても17ポンド(約300円)。

a0003089_21212696.jpgレセプションルームの窓からの眺め。8階ゆえ非常に見晴らしがよい。


a0003089_21213725.jpgモーニングはコーヒー、ゆで卵、パン(バター&ジャム付)。コーヒーは挽いたコーヒー豆にお湯を注いだような物。渋い。微妙。

ハルガダ行きバスの時間は7:00。レセプションオヤジがタクシーを拾ってくれるとのこと。6:40に戻る旨を伝え部屋へ。部屋に戻ると日本人少年。彼は休学し世界中を旅している子。デザート(砂漠)でデジカメが壊れたので明日一時帰国しデジカメ修理後また旅立つらしい。砂漠キャンプについての情報を伺う。5分程度の立ち話。

荷物を背負いレセプションにいくとオヤジがニンマリ。またカイロに戻ってくるか聞かれたため「うん」と答えると、またうちの宿にくるかを問われる。「たぶん」と回答。

オヤジと一緒にエレベーターに乗り込む。昨夜エレベーターに乗りたかったのに乗れなかったことを伝えていたせいかオヤジも嬉しそうに案内。狭くて暗いけど雰囲気があるエレベータ。楽しい。

レセプションオヤジがタクシーに交渉。5ポンド。即決。エジプトには交通ルールなし。無法地帯。車線もないに等しい。

a0003089_21215724.jpgジェットコースタ並のスピードでバスターミナル「トルゴマーン」到着。

チケット売り場にて「ハルガダ」を連呼。たらいまわしにされた挙句チケットはバスで買えとのこと。今度はバス乗り場にて「ハルガダ」を連呼。

a0003089_2122384.jpg「コレに乗れ」といわれて乗ったバスはアッパーエジプトという会社のバス。ルノーだ。ハルガダまで7時間のバスの旅。75ポンド。


カイロの雑踏を抜けると、そこは映画の世界。東方砂漠。砂の世界というよりも砂岩の世界。「バグダットカフェ」の世界。感激。

a0003089_21225335.jpgボケーっとしていると海が見えはじめた。RedSeaだ。頬上がりっぱなし。


何時間かたった頃、バス停車。待てども待てども出発する気配なし。バスを降りてみるとエンジン付近には黒山の人だかり。

a0003089_21231233.jpgなんとバスが故障してた。砂漠の真中で。不幸ぶりにもほどがある。

運転手はじめスタッフが修理に励んでる。砂漠に取り残された人々。不思議と不安な気持ちにはならず。とにかく喉が乾く。これが砂漠なんだとヒトリ納得。

バスのエンジンはウンともスンとも言わず。待てども待てども直る気配まったくなし。

アッパーエジプトのバスが通りかかる。乗ってもいいかを問うと大丈夫とのこと。バス乗り換え。

バスに乗ってから行き先を確認するのを忘れていたことに気が付き急に不安になる。ダメな私。かろうじて英語が通じた父さんにハルガダに行くかをきいたところ行くとのこと。ついでにハルガダまでどのくらいかを問うと30分ぐらいとの回答。近い。しかしこの父さんはハルガダまではいかないと聞き再度不安になる。「心配しなくてよいよ」という言葉が心強い。ドントウォーリーっていい言葉。

乗り換えたバスは満員ギュウギュウ。隣はエジプシャンオヤジ。アラビックでしきりに話し掛けてくるがまったく理解不能。ちょっぴりでも英語ができればありがたいのであるが全くダメ。持参した指差しアラビア語本でなんとなく会話。彼は旅行会社を経営。今日も外国からの旅行者を案内中。前の席には案内客2人。

途中、何度もパスポートチェック。私は一度もパスポート提示に必要がなし。ほかの国の人々は皆チェックされてた。

レストタイムに止まった売店でエジプシャンオヤジがコーラを買ってくれた。一緒に飲もうとのこと。タバコを勧められたので煙草のパッケージだけ見せてもらう。クレオパトラという煙草。エジプトらしい煙草。

a0003089_21235288.jpga0003089_21263354.jpgエジプトコーラとクレオパトラ。


エジプシャンオヤジには娘がいるらしく孫が2人。写真を見せてくれる。エジプトっぽい写真。アラビックで可愛いですねと誉めてみる。爺さん目頭下がりっぱなし。
どのこ国でも自分の孫は世界一かわいいものらしい。再度バスに乗り込むとエジプシャンオヤジがガムを差し出す。買ってきてくれてた様子。「Orange」と書いてある「Apple味」のガム。微妙。でも大感謝。気持ちが嬉しい。アリガトウ。

a0003089_21242058.jpgお世話になったエジプシャンオヤジ。娘のように可愛がってくれた。ドウモアリガトウ。


当初の30分という予定を見事にオーバ。2時間後にハルガダ到着。到着時間は19時過ぎ。結局12時間以上かかった計算。ヘトヘト。

エジプシャンオヤジがアラビア語本に自分の電話番号を書く。電話をくれとのこと。エジプトの携帯電話普及率は凄い。どこ行ってもアラビックミュージックの着信音。着信音がエジプトさを強烈アピール。

今回お世話になるサーラダイバーズに電話をするべくテレフォンカードを購入。7.5ポンド。最初の電話は壊れててカード入らず。2台目チャレンジにて見事成功。山田さんに到着の旨伝えるとそこで待っててとのこと。

10分後、エジプシャン少年がトボトボ歩いてきた。「アユミさんですか?」

彼が、のちに我がバディとなるムハンマド君。若干23歳。ムハンマド君は日本語はほとんどはなせないが英語がペラペラ。マツゲ長すぎ。

サーラまでの道のりはハルガダ生活圏ど真ん中。カイロとはまったく違う雰囲気。生活の雰囲気がストレートに伝わってくる。ものすごくリアル。お茶を飲むもの、屋台で料理をつくるもの、床屋でカットするもの、アイロンをかけるもの。見ていて飽きない。おしゃべりしながら歩くこと10分でサーラ・ダイバーズ到着。

ショップにて山田さんと対面。山田さんもガラベーヤにビジャーブ姿。流石。

a0003089_2125132.jpgサーラダイバーズの入り口にあるスペース。居心地がものすごく良い。


ダイビングの手続きをすませ荷物を置きに併設のドミトリーへ。微妙に人見知りの私、緊張してしまい軽く挨拶後すぐ部屋を出る。ほんとにダメな子。

明日からのサファリダイブ用アルコールを購入すべくショップの山田さんから情報収集。近くにレンタルサイクルがあるかを問うと長男の自転車をつかってもよいとのこと。

自転車はダイブ長い間使用していなかったらしくボロボロな上にタイヤがぺッチャンコ。ダイビングショップのスタッフにエアを補充してもらう。これなら走れる。車体にはマジックで「山田モハメッド」といかかれてある。早速モハメッド号と命名。

a0003089_21253278.jpg大活躍のモハメッド号。君がいなかったらハルガダ丸かじりは不可能だったよ。


ハルガダに1軒しかないという酒屋へ向けて出発。

来た道を自転車で戻りバスターミナル付近へ向う。エジプシャンの熱い視線を感じる。穴があきそうなぐらい見られてる。地図を見ながら街をウロウロ。酒屋は見つからない。途中外国人を発見。道を尋ねようと話しかけたところ「この子何よ?」な表情をされる、私の英語が通じなかったのか?英語がわならなかったのか?

しばらく走っているとポストオフィスを発見。インターナショナルスタンプを購入。1枚1.25ポンド(20円強)。5枚購入。ついでに酒屋の場所をたずねる。

教えてもらった方向に酒屋は見当たらず。売店でビールがあるかを問うも「無い」とのこと。何件かのお店で情報を収集した結果、バーでビールを売ってくれるとのこと。夜もふけてきたのでバーでビール購入決定。

バー到着。客は外国人のオヤジヒトリだけ。オヤジがビール片手にやってきた。「おまえどこからきたんだ?」日本から来たよと答える。ニコニコしながら肩をたたいてくる。陽気な酔っ払い。

ビールは1本9ポンド。ちょっと割高。1日2本、今夜の分もいれて8本オーダー。出て来たビールはビンビール。超デカイ。超オモイ。想定外。

宿に戻ろうとモハメッド号にまたがっているとバー店員がやって来た。「これにのってきたのか?」と爆笑される。しょうがないので微笑がえし。
バー店員としばし談笑。彼は道路の横断を手伝ってくれた。道路は無法地帯。横断歩道なんかない。車の切れ目をササッと横断。難しい。

重いビンビール8本をかかえ自転車漕ぎ漕ぎ家路を急ぐ。

サーラダイバーズ到着。山田さんにビールが無事買えたことをお知らせ。

猛烈な空腹。バス故障事件のせいでランチ食べ損ね。チキンが美味いと情報を得、モスク近くの食堂へ。今度は徒歩で。

店に入るとまたもや熱い視線。痛い。持参したビールを飲んでよいかとたずねると「ダメ」とのこと。ヤッパリ。ハーフかホールかの問いにハーフをオーダー。チキン、スープ、ご飯。普通に美味い。

a0003089_21281878.jpgどこの国で食べてもチキンは間違いなく美味い。


一通り食べ終え値段を聞くと10ポンド。50ポンド札をだしたところオツリがないと怒られる。ションボリしているとタダでいいと言われる。ラッキー。

エジプト初ディナーはこんなカンジで無事終了。

宿にてビール。屋上にてヒトリグビリ。風すずしくて気分良し。

エジプトの夜は長い。夜中0時を過ぎてもチビッ子が走り回ってる。昼は暑いので、夜涼しくなってから活動するらしい。なるほど。

明日からは2泊3日のダイブサファリ。

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by ayumifukita | 2005-05-16 21:29 | 旅欲 | Trackback | Comments(0)