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ユーラシア大陸横断自転車2万キロの旅

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ひょんなことがきっかけで、加藤さんという方とお知り合いになった。

聞くと、加藤さん、ものスゴイ方であった。自転車でユーラシア大陸を横断した方。自転車で。自転車で。(2回言いました)

ポルトガルから入って、ゴールは日本。31カ国を1年かけて横断してしまったらしい。「すごい」なんて簡単な言葉を使いたくない。そのぐらい「すごい」。元々が教育畑の方ということで(現在は教員をされているよう)、ハンガリーなどの小学校での取り組み的なことも行ってこられたとのこと(詳細は本を)。

仕掛けの中のヒトツに、20cmほどの糸を各国の子供たちに結んでもらい一本の糸にしていくというものがある。その糸を巻き付けたものの実物を見せていただいた。これがかなりステキな品。

ポルトガルの公園で拾ったという棒に、その紐は巻き付けられていた。その重さ約3kg。物資的な重さ以上の「重み」を感じる糸。おもわず匂いをかぐ。いろんな国の、いろんな思いが、なんとなく感じられるような気がして(そんなに簡単に感じられるもんじゃないってことは重々承知)、全身の毛がすべて立った。


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写真がその糸。写真の方は、今回加藤さんが来仙するきっかけとなったアンティーク・ショーのカワシマさん。とてもステキな方。現在、加藤さんは100人の社長をつなげるプロジェクトを行っているとのことで、その12番目の社長というのがカワシマさん。FREITAGのお財布と、キッチンタイマーが気になって、ぶらりアンティークショーに寄った際、カワシマさんに紹介していただいたのが加藤さんという訳で。

現在、加藤さんはConnection of the ChildrenというNGOを立ち上げており、そのあたりの詳細等はこちらのサイトを。


また、ユーラシア大陸横断を一冊まとめた本も出版。これ、すこし借りて読んだんだけど、インドのくだりといいかなりスゴイ。同じガンジス川でもここまで違うのか!とかいろいろ。自転車情報も満載。加藤さんはトライアスロンなんかもされているようで、ガンジス川でのインドフンドシ姿もかなりサマになってる。つい先日、『ガンジー』という映画をみたばかりなのだけれども、その中で、インド人であるならば、インドの布で作ったインドの服を身にまとおうというくだりがあり、それを思い出し、さすがと唸る。この本、買いますよ私。

早朝IN・深夜OUTで、結局仙台に一泊もしないで横浜に帰ってしまった加藤さん。ほんとうにオモシロイ話をアリガトウゴザイマシタ。ハンガリーとクロアチア、次、いくやもしれません。

そして、なんてったってカワシマさん。いろんな縁を呼ぶ方。楽しい時間をアリガトウ。

気仙沼せんべい。これ、わすれませんよ。絶対に。

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「気仙沼せんべい」という言葉、ハンガリーの「ありがとう」によく似た響きなんだそう。

by ayumifukita | 2014-01-14 22:30 | 読欲 | Trackback | Comments(0)