即身仏初体験

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偶然とおりがかって見つけたお寺でホンモノの即身仏を拝見するチャンスを得た。

同行者が偶然みつけた看板を頼りに、即身仏がいらっしゃるというお寺へ。お寺の入り口で先客を連れてきたというタクシードライバーと立ち話。この方、観光タクシーのかたらしく山形の見どころをいろいろ伺う。このタクシードライバーのお客様は大阪からの旅行客なんだそうで。

で、いよいよ即身仏との対面。お寺の和尚様のお話によると、即身仏になる前に1000日かけて体を清めるんだそうで。まずは穀物絶ちを行い、木の実、木の皮などをたべ、最終的には水と塩だけで生活.......その後、三メートルほどの穴を掘り、その中に入る。穴への酸素補給は竹。鐘をたたきながらお経をあげ、その鐘の音が消えたタイミングでお弟子さんがその穴を掘り返す。

ここ山形には湯殿山という修行を行う山があった関係で、この地で即身仏になる僧が多かったんだそう。全国に16体だか18体ある即身仏の半分が山形県内にあるんだそう。

山形にある即身仏の半分が片目がない。理由は当時大流行したトラコーマで目を失うヒトが多く、その身代わりになるために自身で目を落とす僧が多かったとのこと。ちなみに、独眼竜政宗も幼少期のトラコーマで片目に。

まだまだ掘り起こされていない即身仏はまだまだたくさんあるとのこと。私が見た即身仏は南岳寺というお寺のもの。ここのお寺のように完全な形でのこっている即身仏ってのはかなり珍しい。ほんとに、きれいな形でのこっている即身仏。(もちのろんで写真撮影は禁止)

お寺には、即身仏になる前に書かれた書や手形が残されているんだけど、それを見て本気で鳥肌が立つ。目の前にいらっしゃる方が生前書いたというだけでもすごい品なのに、なぜか涙が出そうになるほど感動。なにか勝手にご縁みたいなものを感じてしまい。

ちなみに、即身仏になった日を「入寂日」というんだそうで、私がみた即身仏の入寂日は明治元年八月八日。丑年の深夜にお着物を変えるんだそう。私、丑年なんだけど、自分の干支の歳にとはなんだか運命を感じる。前回のお着物の布がはいっているというお守りをゲット。2012年は自分でもびっくりするぐらいついてなかった年だった。2013年は、びっくりするぐらい幸せになはれなくていいので、不幸は降ってこないでほしい。

こういう偶然の出会い、大切にしたいと思う。
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Commented by onommy at 2012-12-30 11:03 x
最近即身仏というものをドラマで知り、凄いなぁと思っていたら、ニピが数日後山形へ即身仏を観に行っており、その次はあなた。自分が気になっていたものを、同じ時期に友達がみてるってなんか凄い。
Commented by little-b34 at 2012-12-30 11:17
山形に多いという話を聞いたことがあり、来年、ぜひ山形に行ってみよう、と思っていたところです。
掘り起こされた穴を今年岩手で見たのですが、即身仏自体は見たことがありません。
ワタシは仏像好きで、いろんな所に観に行きますが、すべてにご縁を感じるわけではないので、fukitaさんのその気持ちって、なんだか貴重に感じます。
来年、いい年になりますように♪
Commented by ayumifukita at 2012-12-31 07:02
みっちゃん、山形の旅は年末ということもありかなりばたばたしちゃったけど、最後にこの即身仏をみれて大満足。終わりよければすべてよし。来た甲斐あり。あたたかくなったら、また来ようと思う。

ルリピーさん、アリガトウゴザイマス。掘り起こされた穴、かなり興味あります。岩手、近いのにあまり訪れたことがないんですよね。来年こそ訪れたいと思います。山形、食べ物もおいしいし、見どころたくさん。大好きな場所です。是非に。
by ayumifukita | 2012-12-30 09:11 | 旅欲 | Trackback | Comments(3)