INTO ETERNITY
2012年 04月 02日
iTunesで「INTO ETERNITY」を72時間レンタル。『圧倒的な映像美』という殺し文句にヤラレて(笑)
邦題は『100,000年後の安全』。タイトルからして「猛烈なる原燃反対映画感100%」な訳ですが、この映画は「原発反対」と声高らかにうたっているドキュメンタリフィルムではなく、フィンランドに現存する高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場「オンカロ」のドキュメンタリフィルム。この処分場、埋め立て後、100,000年間保持されるように設計されるているらしいのだけれども、果たして、その廃棄物を漏れることなく100,000年保持できるのであろうか、そして100,000年後の人類にそこが放射性廃棄物処分場であることを伝えることはできるのだろうか?というテーマ。
10年後も想像できない私が、100年後、1000年後を想像することなんてできないし、まして、100,000年後なんて.....だって、邪馬台国の女王「卑弥呼」が生まれたんだって2,000年前。ネアンデールタール人が絶滅したんだってたった20,000年前(wikiより)。我々の中で、卑弥呼のこと、ネアンデールタール人のことをよく理解できている人間がどれだけいるのかしらって話で。
そもそも、なぜこの映画に気を留めたかというのが、監督の名前。マイケル・マドセン。私的に、マイケル・マドセンといえば大好きな映画『レザボア・ドックス』で踊りながら警官の片耳切っちゃった俳優のイメージなんだけど....このドキュメンタリにはマドセン監督自身が出演してるんだけど、あの耳切ったマドセンではなかった(あたりまえか)
とりあえず、見ていただきたい。このドキュメンタリ、とにかく興味深い。考えるチャンスを与えてくれる。
http://www.uplink.co.jp/100000/
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マイケル・マドセン監督の肩書に「コンセプチュアル・アーティスト」というのがあったんだけど、wikiを読むと「コンセプチュアル・アート」とは「前衛芸術」とあった。前衛芸術といえばオノ・ヨーコ。ヨーコ・オノといえば前衛芸術。正直、前衛芸術とはなんぞや、よくわかっていない私。だれか教えて。
まだ見てないなぁ。itunesでレンタルって、、、おしゃれすぎる。。
見てみよう。
人間の脳は、目の前の小さなことを、遠くの大きなことよりも、遥かに大きく捉えるようにできているそうな。
といいますが、10,000年先のことなんてほんとだーーーーれにもわからんよね。世の中の未来の9割はだーれにもわからないんだもん。(あとの1割に関しては、こんどあった時に語り合うネタにしておこう())
だってさ、ピラミッドの謎だってまだ完璧には解けてないんだよ。ナスカの地上絵だって。たしかiTunesレンタルで400円ぐらいだから、ビール1杯飲んだとおもってレッツレンタル。私個人的には、ビール1杯飲むよりも、価値があると思ってる。
今日会社から早退できることも知らなかったw
まあ、けど、少なくともだけど、自分の子供くらいの世代には負の遺産は残したくないなぁと思うよ。
未来だの過去だの、そういう話は1割程度にしておかないと、また喧嘩してギネスが鼻から吹き出してしまうので、せっかく店員さんが気を使って二度入れしてくれた泡がもったいないもんね。
ビール算されると俺負けちゃうなぁ
めちゃめちゃ引き込まれた。キレイ。日本人にこういうセンスで映画を撮れる人はいるのですか?
せっかくだから、感想文でも書こう。
監督さんのスタンスとか良いよね。あと、事務所に張ってあるおっぱいのポスターとか。ほんと、美しい映像だよね。美しいけれど、とにかく、ここには近寄ってはいけないって、何度も何度も。もう、たまらない。
それそれ、あの、みんなのコメント重ねるところ、ヤバイ。泣きそうになった。ドキュンだ。
ああいうのなんだよなぁ。俺が共感したというか、この1年で原発について影響を受けた人って、みんな、本気で泣きながら訴えるんだよね。それを熱く感じてしまう。同じ感じだった、あの、go awayのくだり。感情論ってすごく好きだ。
ちなみに別レスですが、あゆちんがマラウイに行った頃に俺2ヶ月くらい長後にいたよ。弟の家に居候してた(笑