The first experience of Sukayu Spa!!!
2011年 05月 21日
基本、温泉はそれほど好きではないのであるが、一度は浸かってみたい湯船、一度はこの目でみてみたい温泉「酸ヶ湯温泉 仙人風呂」にトライ。
ポスターでは何度も目にしたことがあるすばらしい木造建築。しかし、この温泉、「混浴」。恥ずかしいよりも何よりも、他人にお見せできるカラダではないのがネックで(笑)
女性専用タイム(レディースタイム)は朝8:00-9:00。「女性専用タイムであること」を確認後、券売機でチケットを買い(600円)、売店でタオルを買い(200円)、いざ、千人風呂。
千人風呂とはよく言ったもので、ほんとに1000人は入れそうなぐらい広い。しかも、女性天国。老いも若きも。湯気の遠くに見えるシルエットにドキリ。う、う、美しい。女性のカラダっていうのは、老いても尚美しい。
それ以上に、その美しさに唸ったのが木造建築。ここなら、建物みながら1時間、湯船に浸かっていられる。気分よすぎ。最高。特に、湯船の隅っこによっかかりながら天井を眺るのが最高。
湯船でニヤニヤしていたところ、おばあちゃんに声をかけられる。おばあちゃんいわく「私はいろんな温泉にいってるけど、ここほどすばらしい温泉はないわよ(津軽弁)」とのこと。場所が場所だけにちょこちょこはこれないけど、一年に数回はきてるとのこと。おばあちゃんは糖尿病を患っていらっしゃるとのことで。ここのお湯は、糖尿病や神経痛、リウマチに効くんだそう。
しかし、震災後ずいぶんお客さんも減ったとおっしゃっていた。そうか、そういう影響がここにも。
休憩所に張ってあったポスター。これが千人風呂。宿泊しなくても入浴できます。
余談ではありますが、お風呂を出て外で写真をとっていると、ビアンキ(自転車)にのったおじさまに声をかけられる。おじさま、横浜在住とのこと。田沢湖から自転車こいでやってきたんだとか。
その前には白骨温泉にも行ってきたらしく。震災の影響で、普段は予約が取れない温泉宿が簡単にとれたとのことで自転車で東北を回っているんだそうで。なんと素敵な。
しばし談笑。たのしいおじさま。
これから1時間かけて峠を攻めるんだそう。