MUSES-C 川口淳一郎講演会

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小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトマネージャであり、我が青森県弘前市が生んだスター(笑)でもある川口淳一郎教授の講演会へ。

「(弘前市民栄誉賞を)辞退しようと思ってたんですが」という言葉を皮切りに、専門用語を交えながらの講演。数学は好きなんだけど物理はからっきしダメな私。

教授の人柄なのか、話はめっぽう面白い。印象に残ったエピソードをいくつか。

・せっかくのアイデアもNASAに先を越されてしまう。みんなが思いつくようなアイデアではダメなんだ。NASAもとまどうようなプロジェクトでなければ一番にはなれない。

・NASAは「ハヤブサ」を一番とは認めたくないようだ(笑)

・「はやぶさ」の中和機(イオンエンジンのマイナスイオンを中和する機器)の調子が悪かった際、岡山にある中和神社に神頼みに行った。神頼みとはいえ、幸運が転がってきたときに、それをきっちりつかまえ、利用、活用するのは、結局、自分。

・神社へのお参りはポケットマネーで。

・「ハヤブサにふるさと(地球)をみせよう」と、カプセル分離の際に、それまでスイッチをいれていなかったカメラにスイッチを入れた(カメラも分離される)。スイッチを入れることにより電気系がショートする可能性があったが誰も反対するものはいなかった。そして、ラストショットにのみ地球が写っていた。

・中国の技術力は猛威ではない(資料に小さく書いてあったのを見逃さなかった!!)

・ハヤブサとカプセルをつなぐ「へその緒」の話。そのへその緒は、ハヤブサからの指令(コマンド)・栄養(燃料)を補給するためのライフライン。カプセルはハヤブサが産んだ子供のようなもの。

良い意味で、ちょっと変わったおじさまだった。お酒のみながらおしゃべりとかしたい感じ(笑)

ちなみに、着地の際、アインシュタインの相対性理論は用いていないとのこと。
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by ayumifukita | 2010-08-23 23:54 | 言欲 | Trackback | Comments(0)